2017.10~(年齢40歳)から脱サラし起業しました。これから脱サラしたいという方向けに脱サラを支援する情報発信をさせていただきます。

正しい在庫と利益の関係とは?在庫があると利益になって税金かかるは大間違え!

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正しい在庫と利益の関係とは?在庫があると利益になって税金かかるは大間違え!

 

よく転売をしている人のブログにみると決算期に近くなると

 

在庫があると税金とられるから・・

 

というコメントをよく目にします。

 

税理士を雇っている年商で1億以上の方でもよくこういう方を見ます。

 

冷静に考えて在庫があると税金がとられるというのはおかしいと思いませんか?

 

販売できて、それが利益になれば税金がかかるならわかります。

 

実際には

 

在庫があっても税金はかかりません。

 

売れた分の利益に対してのみ税金がかかります。

 

これが真実です。

 

なぜ、そういう誤認がおきるのかをご説明していきます。

 

会計上の利益の計算の仕方がむずかしい

 

会計上の利益計算の仕方が通常では理解しにくい方法をとっているために「在庫があると税金がとられる」というおかしな誤解がおきます。

 

一般の人がすると思われる利益計算の仕方をご紹介します。

 

一般的な人がすると思われる利益計算

 

私のような素人がする物販での一般的な利益の計算は以下になります。

 

①1000円で商品が売れる

②いくらで買った商品が売れたか調べる

③500円で買った商品だった

④よって差額の500円が利益

 

このような計算を1個つづひたすら繰り返すわけです。

 

これを繰り返して利益計算をしていると在庫があると税金がかかる??

 

と大変疑問に思います。

 

事実、この計算をしているかぎりでは正確な利益計算もできており全くの問題はありませんし

 

在庫があっても利益に全く関係なく税金も取られないことがわかります。

 

つまり

在庫があっても税金など取られません。

 

売れた分の利益に対してのみ税金はかかります。

 

ではなぜ在庫があると税金がとられるという誤解がおきるかを説明していきます。

 

会計上の利益計算の仕方が難しい

 

会計上の利益の計算の仕方は

利益=売上-仕入

となります。

 

1年間で売れたものの利益を計算してね

 

ということになるわけですが

この「売上-仕入仕入の考え方が難しくなっています。

 

 

仕入れとは簡単にいうと売れたものの原価のことです。

 

この仕入を計算するのに

 

1年間で仕入れをしたものから売れ残ったものを引いて計算します。

 

仕入=

1年で買った金額-売れ残った在庫

 

で計算されます。

 

※わかりやすくするために法人設立1期目の場合で考えています。

 

そうでない場合だと

仕入=期初の在庫+1年で買った金額-売れ残った期末在庫

で計算します。

 

今回の例では簡単にするために法人設立1期目で考えてきます。

 

通常であれば売れたもののコストを1つ1つ調べて計算して利益を計算すると思います。

 

 

がしかし会計上では仕入れのコスト計算を1年間仕入もの-売れ残った在庫という少し遠回りしてするということです。

 

この遠回りをさせることで誤解が生じてきます。

 

 

ちなみに実務上では1個1個利益を計算するやり方より売れ残ったものを引くやり方の方がものすごく事務作業が減ります。

 

さらに仕入単価は通常では最終仕入原価法といって在庫の単価は最後に買った値段をすべての在庫の購入単価にできます。

 

実務上は恐ろしく経理事務が減りますのでとても有効です。

 

 

その一方で利益計算の面で在庫があると税金がかかるという表面的な理解をしてしまう人が増えてしまった現実があります。

 

イメージをもつために具体例をご紹介します。

 

会計上の利益計算の具体例

 

具体的に数字で説明します。

 

売上が1000万  500個売れ

仕入が800万  800個仕入れ

売れ残った在庫が300万 300個残り

 

1個1万の物を2万で販売するとします。

 

利益=売上-仕入

 

売上=1000万

仕入=800万-300万=500万

 

つまり利益は「500万」となります。

 

税率を30%とすると税金は150万です。

 

在庫が300個残り500万利益の税金150万で手残り350万です。

 

 

在庫が300個で税金は150万です。

 

 

では在庫が増えると税金が増えるのか

見ていきます。

 

☆在庫が400個であった場合

 

売れたのは400個、在庫400個なので

売上=800万

仕入=800万-400万=400万

 

利益=売上-仕入

  =800万-400万

  =400万

 

 

利益が「400万」です。

 

税率30%で同様に計算すると税金120万になります。

 

 

在庫が400個で税金は120万です。

 

 

在庫が300個から400個に増えても税金は150万から120万になり逆に減っています。

 

 

よって在庫があると税金がかかるは「嘘」ということがわかると思います。

 

売れたものの利益分に対してだけ税金がかかるという極めて当たり前の結果になります。

 

 

なんで少し考えれば当たり前のことなのに誤認する人が多いのか?

 

その理由を下記でご紹介します。

 

なんで在庫があると税金がかかると誤認するか?

 

会計上の利益の計算の仕方は

 

①利益=売上-仕入

 

です。

 

②仕入=1年間の仕入-売れ残った在庫

 

です。

 

①の式に②を入れると誤解が生まれる計算式がでてきます。

 

利益=売上-仕入

  =売上-(1年間の仕入-売れ残った在庫)

  =売上-1年間の仕入+売れ残った在庫

 

 

わかりましたでしょうか?

 

計算式上在庫があると利益が上がり税金がとられると誤認する式ができあがります。

 

そもそも売上-仕入で仕入は「売れた分の仕入」であるべきなのに

 

会計上ではすべての仕入分で利益を計算するようになっています。

 

 

そして後から売れてない分を除くという作業がされていることを誤認する人たちは理解していません。

 

言い換えると在庫があると税金がかかるという人は売れてないものまで経費にして利益計算をしているわけです。

 

売れてないものを経費にいれてしまっているので当然売れてないものは経費にならなく戻されて当たり前です。

 

在庫があると税金取られるではなく売れてないものまで経費にしているため修正されただけというのが正しい理解です。

 

この理解ができていないと日々の在庫チェックや月間での決算書を作成することはまずできません。

 

そして正しい現状を把握できていないので、経営効率が悪くなります。

 

在庫があると利益がでて税金がかかると言っている人は「私はバカ丸出し」と言っているのと同意なわけです。

 

☆まとめ☆

 

式だけをみると在庫があると利益が上がり税金が発生します。

 

税金の正しい考えは売れたものの利益に対してかかるのが税金です。

 

 

このことを理解していれば間違っても在庫があると税金がかかるとは思わないです。

 

式だけをみたとしても仕入をして売れないのが在庫なので1年間の仕入も増えて在庫も増えるので±0になるのは明確です。

 

要は在庫があると税金がかかるという人は物事の本質を考えないでうわっつらでしか考えられない人ということです。

 

税理士さんでも在庫があると税金がかかるという人がネットをみると結構います。

 

 

そんな方と契約しているせどらーさんは決算期前になると無理に在庫を減らすとかあえて仕入をしないとか残念な行動をしています。

 

 

税務知識もないと利益は大きくさがります。

 

 

税務は税理士へ任せて自分は本業へ集中という方が多いですが、私は疑問に思います。

 

以上正しい在庫と利益の関係とは?在庫があると利益になって税金かかるは大間違え!についてでした。



 

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