正しい在庫と利益の関係とは?在庫があると利益になって税金かかるは大間違え!




正しい在庫と利益の関係とは?在庫があると利益になって税金かかるは大間違え!

 

よく転売をしている人のブログにみると

決算期に近くなると

 

在庫があると税金とられるから・・

 

というコメントをよく目にします。

 

税理士を雇っている

年商で1億以上の方でも

よくこういう方を見ます。

 

冷静に考えて

在庫があると税金がとられるというのは

おかしいと思いませんか?

 

販売できて、それが利益になれば

税金がかかるならわかります。

 

実際には

 

在庫があっても税金はかかりません。

 

売れた分の利益に対してのみ

税金がかかります。

 

これが真実です。

 

なぜ、そういう誤認がおきるのかを

ご説明していきます。

 

会計上の利益の計算の仕方がむずかしい

 

会計上の利益計算の仕方が

通常では理解しにくい方法をとっているために

「在庫があると税金がとられる」

というおかしな誤解がおきます。

 

一般の人がすると思われる

利益計算の仕方をご紹介します。

 

 

一般的な人がすると思われる利益計算

 

私のような素人がする

物販での一般的な利益の計算は

以下になります。

 

①1000円で商品が売れる

②いくらで買った商品が売れたか調べる

③500円で買った商品だった

④よって差額の500円が利益

 

このような計算を

1個つづひたすら繰り返すわけです。

 

これを繰り返して

利益計算をしていると

 

在庫があると税金がかかる??

 

と大変疑問に思います。

 

事実、この計算をしているかぎりでは

正確な利益計算もできており

全くの問題はありませんし

 

在庫があっても利益に

全く関係なく税金も取られない

ことがわかります。

 

つまり

在庫があっても税金など取られません。

 

売れた分の利益に対してのみ

税金はかかります。

 

ではなぜ

在庫があると税金がとられるという

誤解がおきるかを説明していきます。

 

 

会計上の利益計算の仕方が難しい

 

会計上の利益の計算の仕方は

利益=売上-仕入

となります。

 

1年間で売れたものの

利益を計算してね

 

ということになるわけですが

この「売上-仕入

仕入の考え方が難しくなっています。

 

 

 

仕入れとは簡単にいうと

売れたものの原価のことです。

 

この仕入を計算するのに

 

1年間で仕入れをしたものから

売れ残ったものを引いて計算します。

 

仕入=

1年で買った金額-売れ残った在庫

 

で計算されます。

 

※わかりやすくするために

法人設立1期目の場合で考えています。

 

そうでない場合だと

仕入=期初の在庫+1年で買った金額-売れ残った期末在庫

で計算します。

 

今回の例では簡単にするために

法人設立1期目で考えてきます。

 

通常であれば

売れたもののコストを

1つ1つ調べて計算して

利益を計算すると思います。

 

 

がしかし会計上では

仕入れのコスト計算を

1年間仕入もの-売れ残った在庫

という少し遠回りしてするということです。

 

この遠回りをさせることで誤解が

生じてきます。

 

 

ちなみに実務上では

1個1個利益を計算するやり方より

売れ残ったものを引くやり方の方が

ものすごく事務作業が減ります。

 

さらに仕入単価は通常では

最終仕入原価法といって

 

在庫の単価は最後に買った値段を

すべての在庫の購入単価にできます。

 

実務上は恐ろしく経理事務が

減りますのでとても有効です。

 

 

その一方で利益計算の面で

在庫があると税金がかかるという

表面的な理解をしてしまう人が

増えてしまった現実があります。

 

イメージをもつために

具体例をご紹介します。

 

会計上の利益計算の具体例

 

具体的に数字で説明します。

 

売上が1000万  500個売れ

仕入が800万  800個仕入れ

売れ残った在庫が300万 300個残り

 

1個1万の物を2万で販売する

とします。

 

とします。

 

利益=売上-仕入

 

売上=1000万

仕入=800万-300万=500万

 

つまり利益は「500万」となります。

 

税率を30%とすると

税金は150万です。

 

在庫が300個残り

500万利益の税金150万で

手残り350万です。

 

 

在庫が300個で

税金は150万です。

 

 

では在庫が増えると税金が増えるのか

見ていきます。

 

☆在庫が400個であった場合

 

売れたのは400個、在庫400個なので

売上=800万

仕入=800万-400万=400万

 

利益=売上-仕入

  =800万-400万

  =400万

 

 

利益が「400万」です。

 

税率30%で同様に計算すると

税金120万になります。

 

 

在庫が400個で

税金は120万です。

 

 

 

在庫が300個から400個に増えても

税金は150万から120万になり

逆に減っています。

 

 

よって在庫があると

税金がかかるは「嘘」

なります。

 

売れたものの利益分に対してだけ

税金がかかるという

極めて当たり前の結果になります。

 

 

なんで少し考えれば

当たり前のことなのに

誤認する人が多いのか?

 

その理由を下記でご紹介します。

 

 

 

なんで在庫があると税金がかかると誤認するか?

 

会計上の利益の計算の仕方は

 

①利益=売上-仕入

 

です。

 

②仕入=1年間の仕入-売れ残った在庫

 

です。

 

①の式に②を入れると

誤解が生まれる計算式がでてきます。

 

利益=売上-仕入

  =売上-(1年間の仕入-売れ残った在庫)

  =売上-1年間の仕入+売れ残った在庫

 

 

わかりましたでしょうか?

 

計算式上

在庫があると利益が上がり

税金がとられると誤認する式が

できあがります。

 

そもそも売上-仕入で

仕入は「売れた分の仕入」であるべきなのに

 

会計上では

すべての仕入分で利益を計算する

ようになっています。

 

 

そして後から売れてない分を除く

という作業がされていることを

誤認する人たちは理解していません。

 

言い換えると

在庫があると税金がかかるという人は

売れてないものまで経費にして

利益計算をしているわけです。

 

売れてないものを

経費にいれてしまっているので

当然売れてないものは

利益で戻されて当たり前です。

 

在庫があると税金取られるではなく

売れてないものまで経費にしているため

修正されただけです。

 

 

 

☆まとめ☆

 

式だけをみると

在庫があると利益が上がり

税金が発生します。

 

 

税金の正しい考えは

売れたものの利益に対して

かかるのが税金です。

 

 

このことを理解していれば

間違っても在庫があると

税金がかかるとは思わないです。

 

式だけをみたとしても

仕入をして売れないのが在庫なので

 

1年間の仕入も増えて在庫も増えるので

±0になるのは明確です。

 

 

要は在庫があると

税金がかかるという人は

 

物事の本質を考えないで

うわっつらでしか

考えられない人ということです。

 

税理士さんでも

在庫があると税金がかかるという人が

ネットをみると結構います。

 

 

そんな方と契約している

せどらーさんは決算期前になると

無理に在庫を減らすとか

あえて仕入をしないとか

残念な行動をしています。

 

 

税務知識もないと

利益は大きくさがります。

 

 

税務は税理士へ任せて

自分は本業へ集中という方が

多いですが、私は疑問に思います。

 

以上

正しい在庫と利益の関係とは?

在庫があると利益になって税金かかるは

大間違え!についてでした。
 
 


 
 

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