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法人税申告書・別表六(一)預金の所得税計算方法

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法人税申告書・別表六(一)預金の所得税計算方法

 

法人税申告書・別表六(一)は

所得税額の控除に関する明細書です。

 

預金の利息は雀の涙ほどしかつきませんが

それでも一応利息はもらえています。

 

しかも所得税を引かれた上で

受け取っています。

 

そのため、受け取り利息を

法人の利益として計算してしまうと

 

税引き後の利息にさらに

法人税がとられ二重課税になります。

 

 

そのためにこの別表六(一)で

税引き前の利息とともに

具体的に引かれた所得税を

計算する作業をすることになります。

 

計算が終わった下記の図のように

記入していけば終了となります。

 

 

 

預金の所得税の計算の仕方


2019年申告用 別表の書き方がスラスラわかる 法人税申告書虎の巻

根拠は↑の本です。

 

利子にかかる所得税の税率は15%です。

それを割り戻し税引前利息を計算します。

 

税引前利息に15%をかけて所得税を出します。

 

さらに利息に

復興特別所得税が0.315%かかります。

 

求めるものは

 

①税引前利息

②所得税

③復興特別所得税

 

の3つになります。

 

②所得税と③復興特別所得税の

合計したものを税の金額として

入力します。

 

 

①税引き前利息を計算

 

税引き前利息

=受取利息÷0.84685(1円未満切捨)

 

 

②利息にかかる所得税を計算

 

所得税

=税引前利息×0.15(15%)(1円未満切捨)

 

 

③復興特別所得税を計算

 

復興特別所得税

=税引前利息×0.00315(0.315%)

(50銭以下切り捨て、50銭超切り上げ)

 

 

 

税引き後利息が1000円のときの具体例

 

①税引き前利息 1180円

 

1000円÷0.84685=1180.84円

1円未満切り捨てのため1180円

 

 

②所得税 177円

 

1180円×0.15=177.00

1円未満切り捨てで177円

 

 

③復興特別所得税 4円

 

1180円×0.00315=3.71

50銭超切り上げのため4円

 

 

 

1円多いぞ?と疑問に思いますが

まあ考え方としてこうなると

ご認識いただけば良いと思います。

 

 

まとめて計算してはダメ

 

注意することとしては

まとめて計算してはダメという

ことです。

 

例えば私の例ですが、

利息が4回あり合計20円でした。

 

20円に対して上の計算をすると

所得税は3円なります。

 

が4回の内訳は以下で

それぞれで所得税を計算すると

 

 

①11円 → 税1円

②1円 → 税0円

③1円 → 税0円

④7円 → 税1円

 

となり合計2円になります。

 

国税庁のタックスアンサーに

以下のように支払いを受ける際と

書かれています。

 

 

税額の計算方法

利子所得は、原則として、その支払を受ける際

利子所得の金額に一律15.315%(他に地方税5%)の

税率を乗じて算出した所得税・復興特別所得税が源泉徴収され、

これにより納税が完結する源泉分離課税の対象となり、

確定申告をすることはできません。

出典:https://www.nta.go.jp/m/taxanswer/1310.htm

 

 

 

税理士にも質問し

①3円②2円 どっちが正しいか質問し、

以下の回答をもらいました。

 

 

ご回答ですが、源泉徴収は制度の特徴として、
お受け取りの際にその都度徴収されていると考えられますので、
②個別で計算し「2円」
で問題ないかと思われます。

 

 

☆まとめ☆

 

法人税申告書・別表六(一)の

預金の所得税計算方法

についてご紹介させていただきました。

 

ご参考になれば幸いです。



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