目標に掲げていた月間売上300万以上達成

目次
目標に掲げていた月間売上300万以上達成
数月前から目標に定めていたアマゾンでの月間売上300万が8月24日時点で越えてきました。
本来であれば、売上ではなく利益を重視すべきです。利益を上げずに売上を増やすことは簡単だからです。
1000円のものを500円で1万個販売すれば、500万以上の損はしますが、瞬時に500万の売上を作ることができるためです。おバカさんでもできてしまいます。それゆえに通常は利益を上がっていない状況での売上を増やすことは無意味なわけです。
情報発信者で利益は自慢せずに「売上だけ自慢」しているのは「稼げていない証拠」となりますので売上だけ自慢している人がいたらそういう目で見てください。
脱線しましたが、元に戻します。利益は48万、利益率は16.9%となっています。通常より悪いですが問題はありません。
利益率が下がった理由は「とある高回転で売れる商品」を薄利でさばいているためです。
7月~8月に向けて売れる商品ですが、もう3年~4年にわたって継続的に稼げている商品なため、同業者が群がっており、利益をそれなりに乗せて売ると完売までに半年くらい要すると判断しました。
結果、超薄利で売りまくっています。適正な在庫調整なので問題ないと考えています。
月間売上300万~を目指した理由:カート取得時間が増える
なぜ、利益を生み出さない売上の拡大は意味がないと思っている私が売上拡大をしようとしているかは、以下の理由があります。
がこれはあくまで私が日々観察している上で、そういう仕組みになっているだろうと推定しているだけです。確実にそうであるかどうかはわかりませんが、販売実数をチェックしているかぎりだと、おおむねその通りになっています。
アマゾンでは売上が多い=販売力が強い=カートの取得時間が長い
カートを取得しているとは商品ページを開いてカートに入れるというボタンを押すとその出品者の商品が選ばれるということです。
アマゾンの場合は、通常商品ページを開いてカートに入れるボタンを押して買います。どの出品者から買おうかなとは思いません。よってカートを取得しているということは売上に大きな影響を及ぼします。
がアマゾンでは複数の出品者が同値で出品していても、平等にカードが取得できるわけではありません。売上が多いと思われる順に長い時間カートが取得されているのが観察できます。
つまりは同値で4人の出品者がいた場合、1日24時間として1人6時間づつ平等にカート取得とはならないということです。売上が多い出品者が12時間、売上が少ない人は1時間というのも普通におきていると思われます。
売上が少ないためにおきるデメリット
せっかく利益商品を見つけて出品しても、自分にアマゾンでの販売実績が少ない(売上が少ない)場合で、かつ販売実績の多い(売上の多い)競合他社がいた場合は、圧倒的に売り負けます。
競合他社が1日に10個売れているのに、自分の商品が全く売れない(または1個しか売れない)なんてことは普通におきます。
競合他社が需要分と思われる在庫を保有していた場合は最悪で、商品は売れども自分の在庫は売れない、さらに売れやすい旬な時間が過ぎ、競合他社が売り切った後に初めて自分の在庫が売れ始めることになります。
この事実を目の当たりにしたときに、少なくても競合他社の月間売上に近い状況にしておかないと話にならないと強く思いました。
よく利益商品を見つけてドヤっているせどらーさんがいますが、そんなので稼げても数万レベルのお小遣い稼ぎのレベルの話で、そのせどらーさん自体のレベルが低いことがわかってしまいます。
月間100万以上の利益を目指すことになると、利益商品うんぬんより、アマゾンで販売実績をガツガツ積み、販売力を強くすることのほうが大事なるからです。
月間300万売ってわかったこと
今までは、アマゾンは自動で手間いらず、メルカリ・ヤフオクは手動で肉体労働と思っていました。
が月間300万を高回転商品で回していくと、自動化のアマゾンといえども肉体労働系になってきていると感じました。
売上が150万~200万ときとはやり方を変える必要がでてきました。
仕入れ・納品が通常の倍になり大変
そもそも商品在庫が300万程度しかないので、月間売上300万以上になると、仕入れ、納品がほぼ毎日になってきます。アマゾンへの納品も通常月間10個程度でやっていましたが、今月はすでに22回納品をしていました。通常の2.2倍です。経過日数24日なのでほぼ毎日納品しているのと同じになります。
私の場合は、自宅で納品しているわけでなく、その土地でキンコーズを利用してながら、現地でラベル印刷、段ボール調達、発送すべてをやっているため、通常より若干疲れます。
今だと大体行きそうなすべての地域のキンコーズを一通り経験したため、これからが楽になると思いますが、初見で進めていくと想定外のことも多々起こり思ったよりも大変になります。
超高回転の商品の場合、在庫管理が不要
私の場合は、在庫管理を徹底してやっています。数日おきに在庫チェックをしてどの商品がどのくらいの速度で売れているかを計測しています。
それによって完売までの期間を予想し、ライバルの動向をチェックしながら、価格を調整し、完売に想定以上の時間がかかると思うときには損でも売りにいきます。
そのデータをもとに、次に同種の商品を仕入れるときの参考にしていきます。
がこれは、あくまで仕入れできる対象商品が少なく、低速から中速で売れる商品だった場合の管理方法であることがわかりました。高回転でどんどん売れている商品を適度に仕入れ可能な場合では、イチイチ在庫を管理しているほうが時間の無駄だと感じました。
基本、納品即売れていくからです。問題は在庫の管理よりも、いかにスムーズに仕入れられるか、いかに即納品できるかに焦点が移っていくことが理解できました。
仕入れ対象を全国からに広げた結果、いろいろな商品を調達可能になりました。よって商品の特徴によっては、在庫管理が逆に邪魔になるということがわかりました。
監視対象になる競合他社が増えるためレベルが上がりやすくなる
せどり(転売)は販売方法・在庫管理方法に技術が必要で、簡単にまねることはできません。
が仕入れ対象になる商品は、競合他社の出品している商品を観察すれば簡単にまねることができます。自分より売上が多い競合他社の出品商品を観察すれば、どの商品を主力として販売しているかが理解でき、それもまんまパクればいいだけです。
そうすることで利益商品を見つけるリサーチ時間を短縮することができるようになります。つまりは競合他社を観察していると自然と仕入れ対象になる商品が増えていくことになります。
本来なら、利益商品を見つけることができても、販売方法、在庫管理方法に一定の技術が必要なため、簡単に利益を出すことができません。
が一定水準の技術を確立していれば、競合他社の主力商品をまんま自分の仕入れ商品にし、利益をだすことが可能になります。
キングダムの王翦が李牧の陣形を観察して、「起こり」であることを発見し、自分でも実践したことのようにできます。
出典:キングダム
まとめ
目標としていた月間売上300万は達成できました。
がしかしこれは大目標の手前の手前の手前の小目標です。月間売上300万を達成して感じた問題を解消させ、月間売上300万~が常時平常運転で達成できるような体制作りをしていきたいと思います。