2020年の税理士試験・法人税法を受けてみようかと勉強開始してみる

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2020年の税理士試験・法人税法を受けてみようかと勉強開始してみる
9月で法人第2期目が終わりました。これから2回目の法人決算を自分でやることになります。2度目なので1度目よりは苦戦せずにできるだろうと楽観しております。
ざっくりの目途としては10/20までに完成させて、税務署にみてもらうアポを入れ、10/31までに第1弾目として完成させます。11月に入ってからゆっくりと確認作業をして11/10までに第2段目に完成させ、再度税務署にアポを入れ11/20で完成させ、提出という流れにしたいと思っています。
昨年だと9/16~準備を始め、11/8に終わっているようです。決算が終わる前に準備にかかっています。
我ながら、しっかりした危機管理能力だと感心します。今年だと10/8の時点でまだ何もやっていない状況なので、「たるんでる」と猛省しなければなりません。引越しの作業やパソコンが10/3まで動かなかったにせよ、それはそれとしてで、気をひきしめていきたいと思います。
税理士級の税務知識になってきたはず。(自分の会社に必要なところだけ)
とはいっても個人的には自分の会社に絡む税務では、税理士級のレベルに到達していると自負しています。税理士はあくまで、ある程度の全部を網羅しなければなりませんが、私の場合は「自分の会社に絡むところだけ」を理解すればいいわけです。
さらに自分のことなので真剣に、かつリアリティーをもって実践をしながら理解することができるわけです。
そして自分の会社のことなので税務コンサルティング的な視点から税務を理解できます。が通常の税理士は税務コンサルティング能力が欠如していると思われます。理由は以下です。
基本、税理士は記帳代行と申告書作成しかやっていない
税理士の仕事を分解していくと、対中小企業の法人においては主に3点だと思います。
・記帳代行
・申告書作成
・税務コンサルティング
そしてどのように稼いでいるかとみると
記帳代行は月2万~、申告書の作成で月20万~、月に1回の面談で月3万~
みたいになっています。が月の面談で通常は税務コンサル的なことをやるはずですが、雑談で終わるパータンが多いと私は予想しています。
つまりは記帳代行と申告書の作成で稼いでいるというのが今の税理士のビジネスモデルになっていると思われます。
そして記帳代行や申告書の作成は自分でやることなしにバイトや税理士の卵に低賃金でやってもらい、差額が利益になっていると思われます。
税務コンサルをしてもらうには、受け手である社長もそれなりの税務知識が求められます。そもそも税務は専門家へ、自分は本業に集中と考えている人が多いなかでは税務知識が上がるはずもなく、疑問すら出てこないというのが通常パターンと思われます。
結果として税理士の方も税務コンサルをする必要とする場面に遭遇しないため、その知識は磨かれないと思われます。
記帳代行・申告書の作成はそのうちにAIでなくなると思われる
クラウド会計の登場で記帳代行ではほぼ稼げなくなってきているはずです。仕訳さえすることができれば、財務3表はボタン一つで作成できるようになっています。
申告書の作成もなぜシステムで対応できないのかがよくわかりません。そもそもが、会計・税務知識のないアルバイトの人でも「仕組みさえしていれば」法人税申告書の別表の作成は可能です。「決算書のここの数字」は「別表5-1のあそこ」というように対応が決まっています。
システム対応ができないわけがないと思いますが、これができてしまうと税理士さんの半分が失業するのではないか?と思われます。そのため実装できない事情があるのだと思います。
こういう背景があるのでAIが登場すると税理士業務がなくなるといわれる所以ではないかと思います。
税理士の価値は税務コンサルにあり
よって税理士で生き残るためには、記帳代行や申告書作成ではなく、コンサルしかないと思えます。
例えば、私がやったような「月給を6.2万にすれば社会保険料+税金で120万手残りが増えますよ」という提案等ができることが値千金でビジネスになると思えます。
一部の優秀な税理士さんは、顧問税理士契約は数件のみであとはすべて断り、記帳代行だけの仕事も断るということをしているのが観察できます。その代わり相談料で稼いでいます。
5年後くらいになるとコンサルで稼いでいく流れが主流で記帳代行・申告書作成の税理士事務所はかなり淘汰されるのではないかと個人的には思います。
税務コンサルをする場合であれば、実際に起業して実務を経験することが何よりも強みになると思います。
後に税務コンサルができるようになるために法人税法を勉強してみる
コンサルしてお金をもらうには税理士資格が必要になります。なので5科目合格までがんばれるかどうかわかりませんが、とりあえずの試みとして法人税法くらいは知識を強化する意味を含めて挑戦してみようと思います。
どちらにせよ、現状、私は物販で稼いでいますが在庫をもたないで収益化できる方法を模索しなればなりません。税務はダイレクトに利益に直結するので勉強するのは、あまり苦になりません。将来的に稼ぎ方の可能性を増やすという意味でよいと思えます。
100万の利益をだすのは大変ですが、税の仕組みを理解し100万手取りを多くすることは、比較的に簡単にできます。このような税の圧倒的な実務に跳ね返ってくる実利を知ってしまうと勉強しない手はありません。
加えて試験の時期も8月らしいので、ちょうど10か月くらい時間があるので、がんばれば合格できる可能性があるのではないかという算段です。
届かなくても、税務知識が向上するので損するわけでないので良いと思えます。現状では、今の知識+αで法人税法の試験に合格できるのかを知りたいというところに興味があります。
まとめ
とりあえす、法人税法を勉強してみたいと思います。
あまりにも実務にかけ離れている部分の勉強ボリュームが多ければ中止しますが、許容範囲であれば来年8月に向けて努力していきたいと思います。
とりあえず下記4つを購入してみました。
税理士試験教科書・問題集 法人税法Ⅰ 基礎導入編【2020年度版】