2017.10~(年齢40歳)から脱サラし起業しました。これから脱サラしたいという方向けに脱サラを支援する情報発信をさせていただきます。

法人決算は自分でするのは難しいと言われる理由

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -



法人決算は自分でするのは難しいと言われる理由

 

よく個人事業での決算は自分でできるが、法人決算は「税理士に頼む」という風潮があります。

 

がなぜ法人決算を自分でするのが難しいと言われる理由がわかりますでしょうか?

 

私なりに実体験よりご紹介させていただきます。そしてその事実を理解した上で実際に法人決算を自分でやるか税理士に投げるかを判断していただけたらと思います。

 

私の意見をご紹介する前に一般論でよく見る法人決算が難しいと言われているのが論点がずれまくっているので、そのことをご説明させていだきます。

 

一般論で言われている法人決算を自分でするのは難しいというのは論点がずれている

 

具体的にどう論点がずれているかをご紹介していきます。

 

論点ズレ①:簿記の知識が必要とされるから難しい

 

仕訳作業をするのに複式簿記による仕訳が必要になり、かつどの勘定科目で仕訳をしていいか理解していないと決算書ができないという論点ズレです。

 

この簿記の知識を要求されるから難しいという方がいます。

 

がしかし、これは個人事業主でも必要な知識です。「法人だから」必要なわけではありません。記帳は白色申告の個人事業でも義務つけられています。

 

私自身の体験していますが、簿記3級レベルで十分対応でき、決して難しいものではありません。というか簿記3級でも必要以上に勉強することになります。

 

つまりは簿記うんぬんは全く障害にならないということです。そもそも法人の記帳レベルで引っかかってしまう人は、個人事業でも決算は不可能です。

 

 

論点ズレ②:記帳・貸借対照表・損益計算書を作成するのが大変

 

現在はマネーフォワードに代表するクラウド会計ソフトがあります。

 

そのため取引をクレカ決済、銀行振り込み、口座引き落とし等にしておれば自動仕訳してくれます。現金を極力使わないようにすれば記帳しないミスはほとんどありません。

 

あとは自動仕訳された勘定科目が正しいものかどうかチェックし、間違っていれば正しく訂正するだけすみます。

 

あとはしっかりレシート等を保管しておくだけです。それができていれば会計ソフトのボタン一つで貸借対照表、損益計算書等は完成します。

 

これもさして難しい話ではありません。法人決算に限った話ではありません。

 

これが難しいということは、現金支払い時の仕訳ができない、レシート等を保管できないという決算とは別の話で経理処理ができていないだけです。

 

 

論点ズレ③:どこまで経費計上していいかの判断が難しい

 

 

この件は法人の決算とは全く関係のないことです。

 

どこまで経費計上するかは、税務上の判断であり、法人の決算書作成とは別次元の話です。

 

税理士がついている個人事業や法人でも、普通に追徴課税になります。どこまで経費にいれるのかはバランス感覚なので決算書作成の難易度とは一切関係ない話です。

 

 

ざっくり①~③を上げましたが、法人決算のことは別次元の話をだして難しいと説明しているのは無視した方がよいです。

 

私が法人の決算を自分でするのが難しいと思える理由は以下です。

 

法人税申告書(特に別表)のわかりやすい書き方が開示されていない

 

法人決算をするうえで必要になる別表が全部で19種類あります。それぞれの別表が連動するところがあり複雑だと言われています。

 

たしかに複雑に思えるわけですが、現実を直視すると

 

税理士事務所はアルバイトを雇って法人税の申告書を作成する業務をやっています。

 

つまりは、細かい点は別にして正確な数字が記載された決算書があれば、知識のない(少ない)アルバイトでも法人税申告書を作成することができるという事実です。

 

税理士事務所にはそのマニュアルみたいなものが存在し、一般にはそのマニュアルが存在していないだけ

 

だと私は思っています。(推定です。真偽はわかりませんがおそらくそうだろうと思っています。)

 

実際に私は法人第1期目の決算書をもって税務署に別表1、別表4、別表5-1、別表5-2をもっていたら10分で法人税申告書が完成しました。それくらい「ここの数字」が「あそこに記入」というのが決まっているのだと思います。

 

ただその「ここの数字」が「あそこに記入」というわかりやすい記載例的なものが存在していないために、書き方の本を探す作業をしなくてはならなくなります。

 

そしてやっと探し当てた本も完璧に網羅できているわけでなく、情報も不完全なものが多いです。そのためどうしても自分で法人の決算を作成するのが難しくなる(一定の時間がかかる)ということです。

 

もっとはっきり言ってしまえば

 

法人税申告書(別表)のわかりやすい書き方が存在していない

 

というために、法人決算は「自分で」するのが難しいといわれていると思います。

 

 

自分でわかりやすく説明されたものを見つけるために参考書やネットからの情報、税務署への相談等にそれなりの時間を費やして、やっと法人税申告書が完成するからです。

 

一度経験してしまえば楽になりますが、最初からだと「わかりやすい書き方を見つける作業」または「難しく書かれたものを解読し理解する作業」にそれなりの時間を使わねばならないために、むずかしいと感じるわけです。

 

 

まとめ

 

 

要は

 

別表のわかりやすい書き方が開示されていない

 

ということが問題なわけです。

 

「法人の決算をしてね」だけど「書き方は教えないよ」。大変と思うなら「税理士に頼んで」という流れになっているだけということです。

 

その流れに抗うべく、わかりやすい書き方がまとまり次第、記事にしていきたいと思います。

 

以上法人決算は自分でするのは難しいと言われる理由をご紹介させていただきました。

 



 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です