2017.10~(年齢40歳)から脱サラし起業しました。コストカットを徹底し、稼げなくても1人で気ままに生活できるよう日々試行錯誤しています。

別表5で出てくる「納税充当金」のかんたんな理解の仕方(納税充当金の理解があれば別表4、別表5-1、別表5-2もかける)

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別表5で出てくる「納税充当金」のかんたんな理解の仕方(納税充当金の理解があれば別表4、別表5-1、別表5-2も書ける)

 

私は2017.9.に法人を設立し税理士なしで、2021.4月時点で3回法人税の申告を行っています。

 

その経験から話をさせていただきます。

 

自分で法人税の申告書を作る際にネックになるのが「別表4、5-1、5-2」になってきます。特に理解がないと作成が困難になるものが以下2点です。

 

・事業税

・納税充当金

 

逆にいうと「事業税」と「納税充当金」を理解できれば、法人税申告書は完成したも同然になってきます。

 

その他の基本的なことはネットで調べたり、税務署に聞いたりすれば解決できるからです。

 

もしくはそれら以上の複雑なこともありますが、それらの領域は税理士でも答えられない領域になってきます。

 

税務的に正しい正解を導くためには前提となる条件を網羅する必要があるために、その前提条件を見逃した場合は税理士といえども間違った回答をしますので注意が必要です。

これらの複雑系については、できるかぎり税金が多くなるように処理をするなど自己責任で自分なりに突っ込まれないような対策をする以外に方法はないと私は考えています。

 

実際には正式に経費として使っていても、解釈によってどっちともとれそうな経費であれば20万あっても、突っ込まれてもいいように10万にしておくなどの防御をする必要があるということです。

 

税理士さんも不安の場合はそういう処理をしていると思われます。めんどくさく考えたくない場合も一律そういう対応をしていると思います。

 

というわけで、基本的には法人税申告書は完成させるうえでの最大の障害は「事業税」と「納税充当金」の理解になると思われます。

 

事業税と納税充当金に関しては、知識があまりない状態からだと調べても聞いても頭が??になる傾向になります。

 

それでも法人税の申告書を完成させることはできますが、すっきりしないので時間をかけて申告が終わった後でも改めて理解できように勉強するのが良いです。

 

今回は納税充当金について説明させていただきます。

 

納税充当金とは?(払わないで払う予定のお金として用意しただけ)

 

学術的な「納税充当金とは~〇〇ということである」という言われての頭に入りにくいので、理解しやすいようにイメージとらえていくことが大事です。

 

自分になりに理解ができてから学術的に小難しいい回しを言えるようになればいいと思います。

 

イメージでは以下のようにとらえるといいと思います。

納税充当金=払わないで払う予定のお金として用意しただけ

つまりは期末の法人税がそうです。

 

前期が終わってから、その終わった前期の決算の利益をもとに法人税を計算します。

 

そしてその計算した法人税を「未払い法人税等」で費用計上します。

法人税・住民税・事業税等 〇〇 /  未払法人税等 〇〇

と仕訳するやつです。

 

前期においては、税金金額は計算して会計上未払い法人税等で費用計上するものの実際に払うのは「今期」になります。

 

具体的には2019年1月~12月の会計期間の法人税は2020年1月~12月に支払うことになります。

 

そのため2019年1月~12月の決算では「払わないで払う分のお金として用意しただけ」の未払金法人税で処理することになります。

 

つまりは未払い法人税等は

「払わないで払う分のお金として用意しただけ」

のものであり、未払い法人税等=納税充当金となります。

 

つまり、今期支払う前期の法人税は、「前期に納税充当金としていたもの」で払うことになります。

 

ゆえに別表5-2で期首の未納税額の欄に前期の税額が入り、その税金の納付方法は「充当金取崩し」による納付になります。

 

 

このように納税充当金に対して理解がすすむと別表5-2もどう記入すればいいかがわかってきます。

 

※事業税だけは何で違うところに書くの?と思うかもしれませんが、とりあえずそういうものだと思って別の機会に理解するようにした方が良いです

まずは納税充当金について理解を固めることを先決した方がよいです。

 

別表5-2の当期中の納付税額について

 

別表5-2の当期中の納税額は3つの納付方法が記載されています。

・充当金取崩しによる納付

仮払経理による納付 ← まずは無視する

・損金経理による納付

仮払経理による納付は中間納付する際に用いられることがあるものですが、これはまず無視します。利用している法人がほとんどないと思われるからです。

 
最初のうちは、無理して問題ないと思います。というか私は無視していいます。

 

充当金取崩しによる納付と損金経理による納付をしっかり理解した後に理解しにいけば十分です。

 

まずは充当金取崩しによる納付と損金経理による納付を理解します。

 

以下のようにざっくり理解します。

・充当金取崩しによる納付=用意しておいたお金で払った

・損金経理による納付=即お金で支払った

中間納税分は通常すぐ払うので「損金経理による納付=即お金で支払った」で処理するのが基本パターンと考えるの良いです。

 

※まれに参考書なので、「納税充当金で納める処理」をしている場合もあるようですが、あくまでそのやり方でもできるということです。通常は「損金経理による納付=即お金で支払った」で処理することが多いと思います。

 

何事にも例外がありますので、まずは理解が深くなるまでは、基本パターンを理解するのが頭が整理されます。

 

以下ように別表5-2を書いてきます。

 

損金経理した納付で中間納税した場合の別表5-2

 

当期に発生した中間分の税金を「損金経理による納付=即お金で支払った」で処理しているので以下のようになります。

 

 

上で説明した充当金取崩による納付と損金経理による納付の違いを理解すれば、難しいことはありません。

 

今期の中間を除く確定した税金も納税充当金(別表5-2)

 

前期の期末の税金は、前期の税金を充当金で予定しておき、今期に取り崩して納税しました。

 

そして中間納税分は支払うべき税金を即支払い、損金処理した納付をしました。

 

今期の中間を除いた確定した税金は、前期同様に、充当金で予定しておき、来期に充当金を取り崩して納税します。

 

 

つまり別表5-2は税金をどういう納付方法する(した)かを記録するものということです。

・前期と期末は予定したお金で後で払う(払った)納税充当金で納付

・中間納税分はすぐ払う損金経理した納付

ということがわかるようになっています。

 

 

別表4の加算項目・減算項目も書ける

 

経理処理した納税金は「中間分」でした。

納税充当金は「期末分」でした。

 

そのことが理解できていると別表4の加算・減算項目に書くべき金額がわかります。

 

 

 

別表5-1も書ける

 

納税充当金の欄に前期充当金の額と今期の充当金の額を入れ、あとは各税の金額を記入していけばおkです。

 

 

 

まとめ

 

自力で作成するのがむずかしいと言われている法人税申告書ですが、以下のように覚えておくとある程度作成はできるようになります。

・納税充当金=「まだ払っていないけど払う予定にしているもの」

・損金経理した=「すぐ支払う」

・前期と期末=納税充当金

・中間=損金経理した納付

もちろん、本質的にはこのように機械的にやるようなものではありませんが、多くの場合はこのように作成されているものがほとんどです。

 

この理解をもとにして再度理解を深め、自分の知識にできるようになれば良いと思います。

 

小難しく考えるのではなく、ざっくりイメージでとらえてしまえば、機械的に別表を記入していくことも可能になります。

 

※これが税理士が格安で申告書類作成を受注している儲けのカラクリで、このような機械的な処理をアルバイトにさせているだけと思われます。

 

つまりは知識が全くなくても機械的に申告書の別表を記入することができるようになっていると思われます。

 

具体的に演習してみたいという方は以下の本がわかりやすいです。

複雑な法人税申告書の作成をかなり簡潔にわかりやすく説明してくれているので、実際に別表の作成の理解ができているかを確認するには良い本だと思います。

 

↓このように問題で理解度をチェックできるので良いと思います。


出典:基礎の基礎・1日でマスター法人税申告書の作成

 

以上、別表5で出てくる「納税充当金」のかんたんな理解の仕方(納税充当金の理解があれば別表4、別表5-1、別表5-2にかける)でした。

 



 

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