アマゾンでのアカウント閉鎖後の改善計画書が何回も出すことになる理由が理解できる事例を発見

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アマゾンでのアカウント閉鎖後の改善計画書が何回も出すことになる理由が理解できる事例を発見
2020.1.4にセラーフォーラムで毎度おなじみのアカウント閉鎖になったら助けてスレが立ちました。
私は知識がないので理解していませんが、アマゾンでは制限対象商品というものがあり、それを出品するとアウトになるようです。
今回の事例は「商品券、ギフトカード、POSAカード などを繰り返し出品」が原因でアカウントが閉鎖になっています。
2019.11.29にアカウント閉鎖になってその後何度も改善計画書を送ったようです。
そして12/12にダメの連絡をもらい、それっきりとのことで2020.1.4にセラーフォーラムでスレを立てたようです。
最後に提出した改善計画書を提示してくれていますが、これがビックリするくらいお粗末です。本人は申し訳ありませんが。。
下記でご紹介しますが、こんな調子であればアカウント閉鎖の際の改善書が何回も出すことになるのが理解できます。
こういう人が多いのだろうと想像できました。
あくまで私の予想:今回の事例が何度もダメになっている理由
ここまで変な改善計画書になっているのは以下が理由だと思っています。
①規約違反がわかったうえでやっていた。
②後からコジツケで理由をつけているために整合性がない
③規約違反者自体が色々な改善書をつなぎ合わせて作成している。
そもそも儲かるから規約違反でも捕まるまでいいやだったと思います。
そしてアカウント閉鎖になって初めて、どうしようかネットで情報をあつめ、それらしい理由見つけを適当なストーリーを作ったと思われます。
が継ぎはぎだらけの適当な理由・改善策のため、文字数は多いが内容が微妙なものとなっています。
当たり前ですが、読んでいても一切に「再発は防止できる」という内容にはなっていません。
ただ文字数ではそれなりにあり、反省している風になっているだけです。
以下でその継ぎはぎだらけの改善計画書をみていくまえに、この人がパクったと思えるサイトの例文をご紹介します。
この人がパックったと思えるサイトの例文
出品制限対象商品でアカウント停止なった場合はこのようにかくべしと紹介された文例がありました。(今は削除されています)
書き出しは以下で書かれていました。
売上拡大のため出品登録のスタッフを2名追加で採用しましたが、規模拡大に尽力するあまり全スタッフ間で完全に規約・ガイドラインが共有できていなかったため、承認されていないブランドの商品を出品してしまう事態となりました。
今回の規約違反者の文は以下で丸パクりです。
売上拡大のため出品登録のスタッフを採用しましたが、規模拡大に尽力するあまり全スタッフ間で完全にAmazon の制限対象商品に関する規約が共有不足
つまりは本当は規約違反をわかってやっていた確信犯だと思えますが、「スタッフを雇ってその雇ったばかりのスタッフが規約に無知なのに出品作業をさせた」から規約違反になったという嘘ストーリーにしています。
このため以下にでてくる改善書のハシバシに嘘のための論理破綻が色々でてきます。
ズレまくっている規約違反の原因
この規約違反者は違反の原因を「社員の責」にしています。(おそらく社員はいません)
以前はAmazon の制限対象商品に関する規約の違反の商品ではなかったですが、Amazon の制限対象商品に関する規約の更新を認識不足、連携不足
具体的には以下と書いています。
・認識不足と規約、状況の変化による管理体制ができていなかったこと
・売上拡大のため出品登録のスタッフを採用。規模拡大に尽力するあまり全スタッフ間で完全にAmazon の制限対象商品に関する規約が共有不足
・以前作成した出品リストをもとに出品し、新しい出品登録のスタッフがAmazonで販売してはいけない商品だと認識不足
がしかしこれを読んでも悪いの規約違反者だけです。
この文章ではスタッフに「以前の出品リスト」を渡して作業をさせただけです。スタッフに落ち度はありません。
ここが上で書いたようにネットから例文をパクったことによる論理破綻です。
ネットの例文の方は出品者と従業員が同列で出品作業をしていたことが想定されていると読み取れます。
がしかしこの規約違反者は自分の養護に走ります。
以前作成した出品リストをもとに出品し、新しい出品登録のスタッフがAmazonで販売してはいけない商品だと認識不足
「以前の出品リスト」を使っているにもかかわらず、新しいスタッフが販売してはいけない商品だと認識不足と言っています。
この場合ならスタッフにまったくの落ち度はありません。「以前の出品リスト」を渡した出品者が悪いだけです。
そうなるとこの規約違反者があげた規約違反をした理由は
(論理破綻)認識不足と規約、状況の変化による管理体制ができていなかったこと
→スタッフはリストをもとに作業するだけなので管理体制は原因ではない
(論理破綻)売上拡大のため出品登録のスタッフを採用。規模拡大に尽力するあまり全スタッフ間で完全にAmazon の制限対象商品に関する規約が共有不足
→スタッフはリストを基に作業するだけ。規約を共有させる必要もない
(論理破綻)以前作成した出品リストをもとに出品し、新しい出品登録のスタッフがAmazonで販売してはいけない商品だと認識不足
→以前の出品リストを渡した出品者が原因で新しく登録したスタッフには一切関係ない
要は規約違反者が自分の非をスタッフの責にしようと画策しているのがわかります。
この理由からだと諸悪の根源は「以前の出品リスト」を使ったことです。
そして以前の出品リストを使ったのは規約違反者です。
原因は規約違反者なのに、スタッフの責にしようとしているからおかしなことになっています。
当たり前ですが規約違反に至った理由がズレているので、改善案も当然フワフワしたものになります。
改善策は以下となっています。
原因を見誤っているため改善策もフワフワしたもの(意味不明なもの)に。
全部で11個列挙されていますが、どれも具体性にかける内容になっています。
以下で上げる11個を実行しても規約違反商品を出品するミスがなくなるとは到底思えないものになっていることをご確認ください。
①「Amazon の制限対象商品に関する規約」ポリシーページにブックマークをつける
②「Amazon の制限対象商品に関する規約」ポリシーページの更新に遅れないように出品リスト、出品中商品を調整
どうするとポリシーページの更新に遅れないかの具体論がありません。
③二度と法令およびAmazon の制限対象商品に関する規約の違反にあたる商品を出品しないように在庫仕入方法などを定期的に確認
制限対象商品に関する規約の違反にあたる商品かをどこでチェックするか?の具体性がありません
④在庫商品に対して出品情報を毎日確認し、2人体制でチェックシートを用いて管理
⑤出品情報を毎日16~17時に確認し、2人体制でチェックシートを用いて出品商品の情報管理を徹底
チェックシートが何をチェックするものなのかわかりません。
⑥毎日アカウントの状態をチェックしてパフォーマンス目標とポリシーを満たしていることを確認
⑦アカウント健全性ダッシュボードのインジケータが要件を満たしていない場合、問題の原因を時間内に確認し、問題を解決するために最善を尽くす必要があります。
今回の問題とは全く関係のないことです。これもどっかのネットから配送遅延などの別件が原因でアカウント閉鎖になった人のものを付け足しただけだと思われます。
⑧今後出品の際は必ず実際に商品を1度手元で確認しなから、手作業で一つずつ丁寧に操作します。
⑨出品の際は必ず2人体制ですべての適用法令およびAmazon の制限対象商品に関する規約の違反にならないことをダブルチェックすることをお約束します。
これは偽物の疑いでアウトになったときの改善の例文と思います。
⑩1週間に1度法令およびAmazon の制限対象商品に関する規約に違反の商品を出品していないかメンテナンスをかけます。
規約違反の商品を出品している前提の話なのでおかしなことを書いています。どうすれば出品しないか?を問われているのに・・。
⑪今後は日用品のみを出品し二度と出品禁止商品を出品しないよう在庫及び仕入れ方法を定期的に見直します。また、ガイドラインや規約に対しての理解を深め、厳守し行動いたします。
どうやって見直すかどうやって理解を深めるかの具体的に欠けます。
これらを総合してこの規約違反者は閉鎖されて当然だと思える
さらにこの規約違反者の対応をみると改善策を全文掲載して、悪いところがあれば指摘くださいのスタンスです。
自分の頭で考えることを放棄しています。
そもそも自分の頭で考えていたら、こんな支離滅裂の文章にはならないはずです。
おかしくなった根っこは規約違反した理由を「テキトウに捏造」していることです。(あくまで捏造しているというのは私の予想)
やってもいないことの原因を作って、それに対しての改善策など書けないと思います。
まとめ
アカウント閉鎖になったとき、素直にアカウント閉鎖になった原因を分析し、改善していこうと考える人が少ないのであろうと実感しました。
多くの人がこの例に挙げた規約違反者と同じ行動をとるのだろうと思います。
この規約違反者には申し訳ありませんが、この方のアカウントは復活しないと思います。
こういう対応をしなければならないアマゾンはある意味大変だと理解しました。
何回も何十回も改善計画書を書き直しになると言われていますが、このレベルならそうだろうなと納得しました。
以上、アマゾンでのアカウント閉鎖後の改善計画書が何回も出すことになる理由が理解できる事例を発見でした。