せどりで不良在庫を処分する4つのコツ~せどり専業の私がやっている不良在庫処分対策をご紹介~

目次
せどりで不良在庫を処分する4つのコツ~せどり専業の私がやっている不良在庫処分対策をご紹介~
せどりをやっていると、どうしても不良在庫がでてきます。
この不良在庫をうまく処分できるノウハウがあるか?でせどりで継続的に稼いでいけるかどうかが決めると言っても過言ではないよ!
不良在庫に関しては人によってとらえ方が違うと思いますが、ここでは不良在庫を以下とします。
・売れるスピードが遅いのにたくさん仕入れてしまったもの。
・資金化するのに相当の時間がかかるもの。
要は「売りたいのに売れないもので、かつ在庫もたくさんある状態」です。
せどりは副業で稼げると言われている代表格なので、ビジネス初心者が継続的に参入してきます。
当然不良在庫の処分するの方法・対策を持ち合わせていないため、観察していると半年程度で資金繰りが悪化して往生する人が多い印象を受けるよ!
これが冒頭に申し上げた「不良在庫をうまく処分できるノウハウをもっているか?でせどりで継続的に稼いでいけるかどうかが決まる」という理由です。
私が実践しているせどりで不良在庫を処分する方法・不良在庫処分対策は以下です。
①いつまでに売り切るか?をイメージして商品の仕入れする
②売れるスピードをチェックするため在庫を徹底管理する。
③想定外に売れ行きが悪い場合は早々に損でも処分する
④それでも残ったものは月の利益10%まで損切りする
詳しくご説明する前に、私のせどりでの実績をご紹介させていただきます。
私のせどりでの実績:2019年の稼ぎは730万
せどりで経験が半年しかないのに、不良在庫を処分する方法とは!と言っても説得力がありません。
またせどりで月5万~10万しか稼いでいないのに、私の不良在庫処分対策とは!とドヤるのもどうか?と思います。
私のせどりでの実績をご紹介するよ!
2017.4月~本格的にアマゾンでの物販を始めました。
2017.4~2019.12までの月額利益の実績は以下です。
粗利(売上−仕入)ではなく、アマゾンで手数料を払ったうえで残った利益になります。
2017.4~2019.12で累計利益は1036万の稼ぎです。
この程度の実力だということです。
以下で私が実践しているせどりで不良在庫を処分する方法・不良在庫処分対策を詳しくご説明させていただきます。
せどりで不良在庫を処分するコツ①いつまでに売り切るかをイメージして商品の仕入れをする
いつまでの売り切るかのイメージをする人は少ないように感じていますが私は重要視しています。
このイメージをもっていないと、とりあえず3か月は売れても売れなくても高めの値段に設定するというような「極めて自己都合で非効率な出品」をすることが多くなります。
商品には「特徴」があるよ!その特徴に応じて「売れやすい時期」もあるよ!
わかりやすい例が「扇風機」です。
扇風機を仕入れた場合は遅くても「8月中旬」まで売り切らないと売れるスピードが遅くなり、次の夏まで売れずに不良在庫する可能性が大になります。
その扇風機の売れやすい時期を見逃して、7月に仕入れたから、とりあえず10月まで様子をみながら高値の値段にしておくか!とやっていたら、不良在庫化するのは目に見えています。
扇風機だとわかりやすいですが、特徴がなさそうに思う商品でも「わかりにくいだけで」扇風機のような特徴を持っていることがあります。
この特徴をおさえ、売り切り時期をイメージして仕入れをしていくと他の人と比べて不良在庫になる確率は格段に低くなるよ!
少なくてもある程度の金額の物を仕入れをする際は「いつまでに売り切る」という想定をしておくことが大事ということです。
せどりで不良在庫を処分するコツ②商品の売れるスピードをチェックする(在庫管理を徹底する)
商品の販売を開始したら、その商品の売れるスピードと在庫がどれくらいあるかをチェックする必要があります。
商品を100個仕入れして、月に5個しか売れなれば、完売までに20か月、1年と8か月かかるというイメージすることができるからです。
この場合、完売まで1年8か月かかるというのは明らかに時間のかかりすぎなので損切りでも処分をして資金回収しにいく決断することが必要になります。
その際は利益計算ソフトのプライスターを使うと便利です。
↓がプライスターの販売管理画面のとある商品の画像です。
累計の販売個数のチェックが瞬時にできます。自分が全部で何個仕入れたかを把握しておけば、この数字をみただけで在庫数がわかってきます。
加えてその商品へモノレートへ飛べるリンクもついているので販売開始後の実売状況もざっくりですがチェックできます。
ただモノレートは、正確に実績が反映しているとは思えませんので、あくまで参考程度にした方が良いです。
私はマネーフォワードのクラウド会計を使って月次決算書を自分で作成していますが、棚卸する際の在庫確認にこのプライスターの累計実売数から逆算して計算しています。
決算のときしか棚卸(在庫チェック)しないという人がいますが、私には理解できない感覚です。まともな経営ができているのでしょうか?と疑問に思います。
要はしっかりと在庫管理をしておくと不良在庫になる商品が早めにわかるので色々と早期に手を打ちやすくなるということです。
せどりで不良在庫を処分するコツ③想定より売れるスピードが遅い場合、早々に損でも売る
ある程度の経験が必要になりますが、想定より売れるスピードが遅い場合は早々に損でも売るというのが有効です!
仕入れたものを早々で損切りするのは「経験」がないとできないからです。でもとても不良在庫化させないためには有効な一手です。
新発売の扇風機を7月初旬に仕入れたとします。昨年、月40個、週ベースで10個売れた扇風機であったとします。
今年も2匹目のドジョウを狙い、月40個売れる想定で同種の扇風機を仕入れた状況です。
が実際に販売してみると週に2個しか売れません。昨年は週に10個が今年は週に2個しか売れていません。
要は不良在庫化するリスクが高いとわかるわけです。
この場合は新販売の商品でも次の週から薄利で売ることをします。ライバルも追随してきた場合では損切りでも売るということ実行していきます。
せっかく仕入れた商品を発売直後から損で売るというのは、普通の人はできないよ!
そこを逆手にとって−100円でもいいからあえて損で売るということを実行します。
赤字だと追随する人はほぼいなくなるためいち早く在庫処分することができるようになります。
100個損切りをしても-1万にしかなりません。それよりも扇風機であれば旬をすぎて翌年まで不良在庫として抱える方が損をするという発想をし実行します。
新商品を早々に薄利もしくは損で売るというは不良在庫化を防ぐ有効な一手!
が経験がないとできにくいことなので難易度は高めだと思います。
せどりで不良在庫を処分するコツ④対応が遅れて残った不良在庫は毎月利益の10%まで「売れる値段で」損切りをする
毎月の利益の10%まで損切りをするというのが最も簡単で現実的なやり方と思っています。
通常は損切りするのは苦痛を伴います。わざわざ苦労して見つけた商品を損で売ることになるからです。
苦痛だからといって放置していると資金ショートして往生することになるよ!
理屈ではわかっていてもなかなかできないです。利益が少ないときは、なおさらで私もやろうやろうと思っては不良在庫の処分ができなくて苦労しました。
そこで対策をして始めたのが、月額利益の10%に到達するまでは「不良在庫を売れる値段で売る」ということです。
損金の額を気にせず売れる値段で売る!
損切りの辛いところは、売れない商品をいくらの損で売るかを考えることになることです。当たり前ですが、なかなか売れないため、長期にわたって苦痛を味わうことになります。
かなりの無駄な時間を過ごしていることに気が付いたわけです。
そこで値段を気にせず売れるところまで容赦なく値段を下げていくということをすると楽になります。売れるからです。
ただ無制限にやると生活できなくなるために、毎月の利益の10%までを損切りすると決めておくといいよ!
これをやり始めたら不良在庫がかなり処分できるようになりました。
そのためには、今いくら利益がでているかが瞬時に把握できるようになってことが必要!
利益計算でもプライスターがあると楽です。
↑このように画面を開けば利益が計算されているからです。
これをみて7万まで損切りしようと瞬時に判断することができるようになります。
まとめ
せどりで不良在庫を処分する方法をご紹介させていただきました。
不良在庫をうまく処分できるノウハウをもっているか?でせどりで継続的に稼いでいけるかどうかが決まると言ってもいいと私は思っています。
不良在庫を処分する対策・方法で私が実践しているのは以下です。
①いつまでに売り切るか?をイメージして商品の仕入れする
②売れるスピードをチェックするため在庫を徹底管理する。
③想定外に売れ行きが悪い場合は早々に損でも処分する
④それでも残ったものは月の利益10%まで損切りする
人によっては利益を仕入れに回すからせどりは現金が手元に残らないと言います。
それは単純に不良在庫処分する方法・対策を構築できていないからだと思っています。
私はこの記事書いたことを実践することで現金を増やしながらせどりをやっていくことができています。