クラウド会計のメリットとは?使い方は?

目次
クラウド会計のメリットとは?使い方は?
クラウド会計は主に3社がやっています。
私は2017年よりマネーフォワードのクラウド会計を使って決算書を作成しています。
実際にクラウド会計をどのように使っていくかをマネーフォワードのクラウド会計を使ってご紹介していきます。
そのまえにクラウド会計を使うメリットをご説明させていただきます。
クラウド会計を使うメリット①:決算書が簡単に作れる
クラウド会計を使うメリットは「決算書が簡単に作れること」です。
自分で事業をすることになると確定申告で貸借対照表・損益計算書等の決算書の提出が必要になります。
※白色申告の場合は必要ありません。(記帳義務はあります)
この決算書が日々の仕訳をしておくことによりボタン一つで作成可能になります。
そして日々の仕訳も銀行やクレカのデータを連携させることに自動で取り込み仕訳をすることができます。
ざっくりの流れでいうと以下になります。
①取引をする
②クラウド会計に自動的にデータが取り込まれる
③取り込まれたデータを仕訳する。
④:①~③を繰り返したあとボタン一つで決算書作成
具体的にクラウド会計の具体的な使い方を知りたい方は↓で書いています。
クラウド会計を使うメリット②:税理士を顧問契約する必要がなくなり月2万~の経費削減できる
経理処理を税理士にお願いすると毎月費用が発生することになります。
売上規模によって金額は変わるようですがざっくりと税理士を雇う場合の相場は以下と思われます。
1000万未満 1.5~2.5万
1000万以上3000万 2.5万~3.5万
3000万以上5000万 3万~4万
1億以上5億 4万~6万
これらの費用が毎月仕訳をしてもらう費用として発生してきます。
クラウド会計を使えば、これらは自分できるようになります。わざわざ人にお願いするようなものではありません。
毎月の仕訳を税理士にお願いするのは、ネット証券で株や投信を買えば手数料が「0」なのに、ネットは怖いから安心のためにと、大手証券会社で手数料を「1~3%」払うことに似ています。
否定はしませんが、非効率だと思います。
自分でできれば、毎月2万~稼げているのと同意になるのでお得だと思います。
クラウド会計を使うメリット③:自分で経理をやることで税務知識が飛躍的に上がる
クラウド会計を使うと銀行やクレカ等連携したデータが自動仕訳がされていきます。
↓こんなようにまず未仕訳のデータが取り込まれます。
クリックすると↓のように自動仕訳されます。
この赤〇の例でいうと12/31に12723円をドコモの利用料金で通信費で自動仕訳されています。
合って入れば登録ボタンをするということになります。
その際に、スマホ代は「通信費」でいいのか?等を調べることになります。
本を買った場合でも「経費」にしていいかを判断することが求められます。
これらを繰り返しやっていくうちに税務知識が格段に上がっていきます。
深く勉強していくと、やり方次第で100万~節税ができたりします。
こうなるのもすべて自分で経理をやろうと勉強した副産物です。
税務は税理士へと投げていたら、一生わからずに終わっていると思えます。
知識があるのとないのでは雲泥の差があります。
40年~50年のスパンで考えると税理士に払うコストだけでも2000万~違ってきます。
クラウド会計を使うメリット④:リアルタイムで会社の損益状況が確認できるようになる
自分でクラウド会計を使って仕訳ができるようになると、日々リアルタイムで決算書が確認できます。
経営の状況が的確に把握できるようになります。
ざっくり経営をしていると非効率です。
稼げていると思っていても実際にいくら稼げているのか?経費はどれくらいかかっているか?在庫がどれくらいか?を把握していないと的確な経営判断ができなくなります。
税理士に丸投げしていて正確な数字は翌月の10日すぎでないとわからないというのは残念すぎます。
まとめ
クラウド会計のメリットは以下4点だと思います。
①決算書が簡単に作れる
②月2万~の税理士費用が削減できる
③税務知識が飛躍的に上がる
④リアルタイムで会社の状況がわかる
クラウド会計を導入しても税理士を雇う人もいるかもしれませんが、恐ろしくもったいないと思います。
自分で申告するのは難しいとしても、毎月の仕訳は最低限自分でやるべきことと思えます。
それくらいは会社をやるうえでは基礎中の基礎で人にまかせてはいけないものだと私は思っています。
具体的なクラウド会計の使い方については具体例つきで下記で紹介しています。