アマゾン物販で購入者の良い評価が多くなると起きるデメリット

アマゾン物販をやっているとほとんどの人が購入者の良い評価を集めようとします。
評価があった方が買われやすくなるためです。購入者の視点に立ったときに、評価の悪い店よりも良い店から買うの当たり前だからです。
↓こういうやつです。このように一覧に並んだときに、値段が変わらなければ多くの人が100%の評価の店から買うと思います。
アマゾンでは普通にやっていれば評価が98%以下になることはまずありません。(評価が全くない初期を除いてです。)
つまり97%以下の評価ストアは、何らかの欠陥を抱えている店と捉えることが可能です。通常の悪い評価は結構簡単にアマゾンに削除依頼をすると削除してくれるからです。
まれに削除できないケースやよっぽど悪質で明らかに店に責任がある場合に悪い評価が残ることになるからです。
その確率から考えて良い評価が98%以上におさまるのが通常と考えられます。
というわけで多くの店が良い評価の母集団を増やそうとするわけです。極めて妥当な行動です。
がしかし、アマゾン物販を4年も実際にやっていると
評価多いことが逆にデメリットになる場合があるかも
と思うようになりました。
理由は以下です。
・売上の減っている同業者から恨まれて攻撃を受ける可能性がある。
特に同業から恨まれて攻撃されるリスクが厄介です。
ということで、あえて評価数を増やさないためにプライスターのサンクスメールをしばらく止めてみることにしました。
詳細に説明していきます。
コロナの影響で瀕死になっているセラーから攻撃される可能性がある
2020.3月~新型コロナの影響で私の扱っている商材の多くが売れなくなりました。が売る商品ジャンルを多少分散させていたため、一部の商品は影響軽微で引き続き売れてくれています。
が相対的に言って、利益が通常見込んでいた40%~50%(月50万が月20万~30万に)になってしまっています。
商品ジャンルの分散ができていなく、かつ影響を受ける商品しか取り扱っていない同業の多くはかなりの売上減・利益減になっていると想定できます。
そうなった場合に、通常なら経費削減やコロナでも売れる商品を取り入れる等、取れる対応策を実行していき自分の努力で何とかしようとしていきます。がせどりは一部、質の悪い無法者が暗躍しています。
そういう人は自分の努力で何とかするよりも、相手を攻撃し排除し、結果としての利益を上げようとする傾向にあります。
↓でも書いています。
つまりは「アイツさえいなければ俺の商品は売れる」と考え、同業を排除する行動を起こす可能性があるということです。
そして自分の売上が激減しているのに、同業の私の売上が伸びていたら、ますます発狂すると思われます。
売上が伸びているかどうかを客観的に判断するときに評価の数を見られます。売れた個数の2%~6%が評価数になるからです。
つまりそういう同業から反感を買わないためにも、評価が少なく売れてないように見えた方が都合が良いわけです。
理想的は売上・利益が増えているのに、評価があまり増えないというのが良いです。
評価が多いセラーは目にとまり、分析対象になり売れ筋商品をパクられやすくなる
もう一つの評価が多いことで起きるデメリットは売れ筋商品をパクられやすくなることです。
これは私自身がやっています。
評価数が多く増えるセラーは何らかの売れ筋商品を多数もっているので、それを分析対象として観察します。
その結果が8月の利益56万です。コロナになってからは月20万~30万がいいところでしたが、8月は同業から売れ筋商品をパクることに成功しました。
このようにライバルに目を付けられると売れ筋商品をパクられ、結果的に利益が減る傾向になります。
一方、評価の増加が少ないセラーは、はっきり言うと眼中になく、売れ筋商品をもっていると思われますが分析対象として私はチェックしません。
なので同業者のおそらくそうではないかと推定できるために、評価を少なくしたいと考えるに至ったわけです。
もちろん売れ筋商品がわかったとしても、その商品の特性を瞬時に捉え、売るべきときに完売させるテクニックがないと不良在庫の山になるので簡単ではありません。
が一定レベルに達したセラーなら容易にマネすることができてしまいます。
まとめ
アマゾンでは評価が多いことで起きるデメリットがあると最近感じてきました。
もちろん評価が少ないことのデメリットもありますが、現状はコロナで瀕死になっているセラーが多いと推定されるので、できる限り目立たない方が得策だろうと思うに至りました。
ということで評価を意図的に少なくするためにプライスターのサンクスメールをいったんストップさせてみました。