令和2年行政書士試験・勉強時間1000~1200時間・費用20万使って152点で不合格

令和2年の行政書士試験で不合格となりました_| ̄|○。
せどりで利益を上げていくことが微妙だと思い始めたために、次なる収益の柱に行政書士を考えていましたが最低でも1年先延ばしとなりました。
敗因は自分なりに以前分析しています。
簡単にいうとナメテいたということです。
20万くらい使って予備校を講義を受講し、1000時間程度勉強すれば余裕で受かると思っていたことが敗因です。
なんだかんだ言っても合格率10%の国家試験です。
ただやみくもに勉強するのでなく、試験に合格するためにはどのレベルの学力が求められるかを想定し、それを逆算して勉強しないと何年も勉強することになる試験だと痛感しました。
目次
実際の点数152点(択一138点・記述14点)
記述は厳しくて15点、あまくて30点と予想していました。結果はそのとおりでした。令和2年は択一が簡単で記述が厳しめだったようです。
ちなみに180点以上で合格となります。
択一の内訳は以下です。
科目 | 正答率 |
基礎法学 | 0/2 |
憲法 | 1/5 |
行政法 | 13/19 |
民法 | 4/9 |
商法・会社法 | 1/5 |
多肢選択 | 9/12 |
一般知識 | 10/14(文章理解3/3) |
令和2年の行政書士試験でどのくらい勉強したかは以下です。
勉強時間1000時間で何をやったか?
総勉強時間はざっくり1000時間くらいだったと思います。
9月末までが800時間~900時間勉強していました。
↑にあるように私はアガルートの入門コースを受講し、主に講義をひたすら聞くということをやりました。
勉強時間の60%はひたすら講義動画を聞くということをしました。
豊村先生がどんな言い回しで説明したかなどは問題を見れば頭に浮かぶ状態まで聞きました。がこんなことをする意味がなく、条文・判例がそうならないとダメでした_| ̄|○
10月になってからは明らかな実力不足がわかったので、一発逆転で記述対策をやりました。
LECと合格革命の記述の問題集を買って1日10問くらい暗記にするように努めました。
当たり前ですが直前すぎるため、効果は表れず、本試験でも記述は14点という結果に終わりました。
勉強時間の比率
約1000時間した科目別の比率はざっくり以下です。
正確ではなく、感覚的なイメージです。
・行政法 500時間
・民法 300時間
・憲法 100時間
・商法会社法 80時間
・一般知識 20時間
講義・問題に使った時間割合としては以下です。
講義:600時間
択一問題:300時間
記述対策:100時間
完全な思い込みでアガルート講義動画を徹底的に頭に叩き込めば、法的思考力が養われて、何となく正解到達するようになると考えていました_| ̄|○
どのくらいのスピードで回答できたか?
普通にやっていると3時間では解けないという状況でした。
4時間でやっと全部解き終わるくらいの回答スピードだったと思います。
このあたりも全体が仕上がっていないのだから、回答時間のことを考えてもしょうがないだろうと甘く考えていたら、おそろしく時間不足になることに9月~10月で気が付くという状態でした。
模試をやるとどうだったか?
全部を通して模試を受けるということをしませんでした。
市販の予想問題集を4冊買って部分的にやっただけでしたが、行政法が10問~13問しかとれなくお先真っ暗になってました。
合格革命の肢別過去問はどのくらいやったか?
どのくらい回したかは、ざっくりで以下です。
民法 3周~5周
行政法 5周~10周
憲法 3周~5周
商法・会社法 3周~5周
個人情報 3周~5周
正答率は70%~90%だったと思います。
私はアガルートのテキストがあるからと、ケチって合格革命のテキストを買いませんでした。これも敗因だったと思います。
「肢別過去問題を解く→合格革命ではなくアガルートのテキストで確認する」の流れがとても非効率だったと思います。
行政法などは5周を超えてくると、完全に回答を暗記できるレベルになってしまったので、これ以上意味がないと思ったりしました。
不合格後はテキストを買って平行してやっていますが、ものすごく理解度が深まります。アガルートのテキストが合格革命のテキストの劣化版だったと感じます。
豊村先生は合格革命のテキストをベースにアガルート入門テキストを作成したと個人的には感じます。
☆落ちて当然だったと思える
このように冷静にどうだったかを振り返ると、主にそれっぽい勉強は以下2点です。
・アガルートの入門コースに17万払って講義をひたすら聞いた
・総勉強時間が1000時間やった
そして勉強時間に関しては自己満足以外なんでもありません。落ちて当然だったと思えます。
問題演習が圧倒的に少なく、模試の取り組みも遅く、回答時間も遅すぎ、記述対策に関しても直前しぎます。
完全に合格するための勉強ではありません。これは私が最終目標にしていていた合格レベルを見誤ってからだと思っています。