2017.10~(年齢40歳)から脱サラし起業しました。コストカットを徹底し、稼げなくても1人で気ままに生活できるよう日々試行錯誤しています。

令和2年行政書士試験・勉強時間1000~1200時間・費用20万使って152点で不合格。初学者が合格に必要な勉強時間とは?

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

初学者が行政書士試験に合格するために必要な勉強時間はどれくらいでしょうか?

ネットで調べたりすると行政書士試験に合格するために必要な勉強時間は600時間~800時間というのが多いように思います。

 

が初学者では勉強時間が600時間~800時間では「ぜんぜん合格するレベルの知識量にならない」可能性が大です。

 

私は20万くらい使ってアガルートの入門総合カリキュラムの講義を受講し、1000時間~1200時間勉強しましたが見事に令和2年の行政書士試験に不合格になりました。

 

初学者なら合格に必要な勉強時間が1500時間~1800時間くらいが必要たと個人的に思います。

 

行政書士試験は2年~3年で合格する人が多い理由も、多くの方が2年~3年で1500時間~1800時間に到達するからだと私は推察しています。

 

そもそもの600時間~800時間で合格できる的な情報が「予備校が1日2時間で行政書士に受かりますよ!」という受験生獲得のために作った根拠のない数字だと私は思っています。

 

以下のような新規顧客獲得のルートになっていると邪推してしまいます。

 

①1日2時間の勉強時間で合格できるのであれば「将来の不安を解消するためにも行政書士をとろうか!」と思わせ受験をさせる。

②そもそも600時間~800時間で難しいため高確率で不合格なる。

③600時間~800時間も投入したため、再受験せざるをえない。

④「やっぱり独学で無理だ!予備校や!」という人が増え、予備校は受験生獲得で歓喜♪

 

あくまで完全なる法律の初学者の場合です。

 

宅建、司法書士、司法試験受験などの法律系資格受験経験者などは除きます。法学部出身であったり、会社で法務だったり、なんらかの法律にかかわる仕事いる方も除きます。

 

私が実際に経験した感覚では1000時間~1200時間やっても圧倒的に知識が追い付きませんでした。あきらかに初期の時間設定が間違いすぎていると感じました。

 

42.195キロのフルマラソンなのに、「10キロ走るだけから楽だよ」と「錯誤」させて行政書士試験を受験させるような気がします。

 

まさに民法95条1②の表意者が法律行為の基礎とした事情についてのその認識が事実に反する錯誤です。

 

ゆえに初学者が600時間~800時間で合格できると認識し勉強を開始すると「800時間勉強しているのに全然点数がとれない!」ということが起きる可能性が高いので認識を改めておくのが良いと思います。

 

以下で初学者の行政書士に合格するための必要勉強時間が1500時間~1800時間だと思う理由と実際に私が初学者の状態で基礎力をつけるためにどのくらい時間がかかったか?を具体的に紹介させていただきます。

 

初学者は「基礎力を身につけるだけ」でも600時間~800時間はかかる

 

法律に触れたことのない初学者では市販で販売しているテキストを読んでも意味がわかないことがほとんどです。

 

「錯誤、心裡留保、詐害行為取消、物上代位」など、わけのわからない単語がたくさんです。加えて、それを説明する条文・判例が日本語であるものの外国語のごとく、読めるが理解できない状態になりやすいです。

 

私は最初、独学で勉強しようとして以下の本を買いました。

 

具体的な行政書士のテキストをやる前に目を通しておくと民法の理解しやすくなるおすすめ本という記事があったのを目をしたためです。

ある程度勉強している2021.5時点は民法の条文がかなりわかりやすく説明されており良い本で逆に読み込んでいますが、勉強開始当初読んでも意味不明でした。

 

最初の方に出てくる心裡留保などは、こんな回りくどい表現してなんなんだろうくらいにしか思いませんでした。

 

これを独学でやるのはシンドイと感じていたところ、youtubeの無料動画でアガルートの「心裡留保」の説明を聞くと分かりやすかったのでアガルートの入門総合カリキュラムを申し込むことにしました。

 

↓当時の申し込もうかどうかを検討しているときに記事です。

 

アガルートの入門総合カリキュラムを受講してみると、講義動画すべてを1回聞くだけも180時間というボリュームがあります。具体的には以下です。

 

民法:48時間

行政法:45時間

憲法:37時間

商法・会社法:24時間

一般知識:26時間

合計:180時間

 

1回ですべて理解できるわけではないので、数回聞くことになると思います。3回聞くだけでも540時間です。

 

そんなに聞かなればいいじゃないか!と思うかもしれませんが、過去問をやっても解けないから聞くしかないわけです。

 

というわけで、どう考えても600時間~800時間では、基礎力をなんとか身に着けるのが精一杯という状況が普通ではないか?と私は思っています。

 

講義動画を視聴しなくテキストベースでやれば、そこまで時間はかからないと思います。

 

が、初学者の段階でよくわからない法律用語の羅列のテキストを読み、過去問を解くことをするのは苦痛で勉強自体を進めることができるかどうかの別の問題がでてきます。

 

勉強時間は短くできても、頭に入りにくい、勉強する気になれない等の問題がでてくることが想定されるため、勉強時間が少なくすんでも勉強日数が必要以上に多くかかる恐れがでてくると思われます。

 

1000時間~1200時間くらいの勉強時間でも足りないと思われる

 

では1000時間~1200時間くらい勉強すれば足りるのでは思うかもしれませんが、おそらく足りません。

 

なぜならば、初学者の方であれば正しい勉強法がわからないからです。(私が典型例です。)

1000時間~1200時間の勉強をすれば合格できる場合は、正しい勉強のやり方をした場合です。

 

肢別過去問集だけをひたすら回転させるというのも典型的な間違った勉強法だと思います。(※あくまで肢別だけ、肢別しかやらない場合です。)

 

 

私が正しいと感じる勉強法とは以下でご紹介している伊藤塾の平林先生の提唱する勉強法です。

 

 

 

私は完全に勉強方法を間違えたと思います。そのため令和2年での行政書士試験では1000時間~1200時間勉強しても不合格になりました。

 

間違えた勉強法のまま突き進むとアガルートの入門総合カリキュラムを利用して1000時間~1200時間勉強しても余裕で不合格になるということです。

 

が自分の勉強方法が正しいか正しくないかは自分ではわかりにくいものです。

 

正しいかがどうか?を判断するのは市販の模試を活用するといいと思います。(勉強の初期段階からやった方が良いです)


↑のような模試を使って行政法なら19問中、15問以上を安定的にとれるかどうかです。そして時間的には1問1分の約20分程度の時間で解けるようにしないといけません。

 

※私は模試を一気にすべてをやる気力がなかったので、行政法のみ、民法のみ、憲法のみと科目別に時間を図かりながらやっていました。

 

正しい勉強法(模試で点数が取れる勉強法)が見つけれらるまで、ある程度、回り道ををすること(非効率な勉強をすること)を想定しておいた方が無難と思えます。

 

そのために、行政書士の合格に必要な勉強時間は1000時間~1200時間の50%増の1500時~1800時間くらいを想定するのが妥当ではないか?と考えている次第です。

 

基礎が理解できるようになるだけは点数はとれない

 

法律については全く理解がない「錯誤、心裡留保、詐害行為取消、物上代位」って何?というレベルを脱して、条文・判例もざっくりと理解できる(択一で簡単な理由つけをして正解にできる)ようになっても、それだとまだ合格レベルには到達していません。

 

私は、「この基礎部分が理解できるようになれば、合格レベルに達するものだ」と試験の直前期の9月頭まで「誤認」していました。

 

が実際は基礎は当たり前として、その基礎を踏まえたヒッカケ問題に対応できるような細かい正確な条文知識がないと合格レベルには到達しません。

 

↓のような口頭の場合は?書類の場合は?などの細かい違いを正確に覚える必要がでてきます。

 

↓のような職権か?申立てか?なども同様に正確に覚える必要があります。

 

そのため、時間をかけて、何度も確認作業をしないと知識は定着して試験に戦えるレベルにはならないと思えます。

 

そういう意味でも初学者であれば基礎を覚えるまでに800時間~1000時間、その知識を試験に対応できるレベルまでに引き上げるのに、さらに500時間くらいは最低必要になると私は感じています。

 

正確な条文知識が身についても「瞬殺」で回答できないとタイムオバーになる。

 

正確な条文知識が身についてもそれだけでは不十分です。普通に問題を解いていると回答時間に足りなくなる試験だからです。

 

行政書士試験の3時間で60問を解くというは、対策をとっておかないと時間ギレになる問題量です。

 

あえて、問題文・肢の文章を長文して時間がかかるような問題で頭を悩まさせるような問題が序盤に必ず入ってきます。

 

合格するぞーと意気込んでいる受験の出鼻をくじいて時間不足にさせるように作為的に作られていると思われます。

 

ゆえにそういう問題は見た瞬間飛ばして後回しにする等の対策が必要になります。

 

さらに通常の問題であっても、じっくり問題を読んで〇×を判定するのではなく、ヒッカケ問題が多い中で、それでも瞬殺で解いていくことが要求されてきます。

 

時間が足らなくなって、最後は商法・会社法を全部2にした的になる人が結構いることも理解しておかねばなりません。

 

要は基礎レベルが理解でき、さらにその上のレベルに到達してとしても、行政書士試験特有の試験対策をしておかないと不合格になってしまう確率が高いです。

 

そのため、短時間で回答する練習もしなければなりません。

 

※短時間(300時間~500時間)で合格できる人は法律学習者だから

 

まれに300時間などで合格したなど見ますが、間違いなく法律学習者だと思います。

 

法律学習者であれば、初学者が苦労して理解した法律の基礎をある程度学習すみになっている場合が多いと思います。

 

その場合であれば、行政書士試験については初かもしれません、法律の知識面では、初学者が800時間~1000時間かけて理解した法律の基礎をすでに身に着けている可能性があります。

 

それであれば勉強時間が300時間~500時間でも十分合格できるレベルには達するのではないか?と推定できます。

 

ゆえに、単純比較しない方が良いともいます。

 

それぐらい法律の初学者が法律を勉強するのは大変だということです。私は完全にナメテいました。おかげで不合格に・・。

 

実際に私の失敗事例をご紹介しますので、反面教師にしてくださいませ。

 

実際の点数152点(択一138点・記述14点)

 

記述は厳しくて15点、あまくて30点と予想していました。結果はそのとおりでした。令和2年は択一が簡単で記述が厳しめだったようです。

 

ちなみに180点以上で合格となります。

 

択一の内訳は以下です。

科目 正答率
基礎法学 0/2
憲法 1/5
行政法 13/19
民法 4/9
商法・会社法 1/5
多肢選択 9/12
一般知識 10/14(文章理解3/3)

 

記述はおそらく以下だと予想しています。

 

民法①第三者詐欺 → 錯誤を書いたので「0点」

民法②背悪 → 背悪の定義が正解で「10点」

行政法 → 無効確認訴訟のみの部分点で「4点」

 

令和2年の行政書士試験でどのくらい勉強したかは以下です。

 

勉強時間1000時間~1200時間で何をやったか?

 

総勉強時間はざっくり1000~1200時間くらいだったと思います。

 

9月末までが800時間~900時間勉強していました。

 

 

↑にあるように私はアガルートの入門コースを受講し、主に講義をひたすら聞くということをやりました。

 

勉強時間の60%はひたすら講義動画を聞くということをしました。

 

豊村先生がどんな言い回しで説明したかなどは問題を見れば頭に浮かぶ状態まで聞きました。がこんなことをする意味がなく、条文・判例がそうならないとダメでした_| ̄|○

 

これは最初の私の勉強の理解度の到達レベルを大幅に見誤っていたことが最大の原因です。

 

上で説明したように、基礎的なことをある程度理解できたら合格できる水準になるということを前提に勉強を組み立てていました。

 

私はアガルートの入門総合カリキュラムが基礎的なことしか教えないことも、誤解した要因でした。

 

10月になってからは明らかな実力不足がわかったので、一発逆転で記述対策をやりました。

 

LECと合格革命の記述の問題集を買って1日10問くらい暗記にするように努めました。


9月末なのに、アガルートの的中率90%という「うたい文句」にも引き寄せらせ、追加で3万を投資しました。

 

当たり前ですが直前すぎるため、知識が不安定でどうにもこうにもならずでしたが、唯一このアガルートの記述80問に背悪の問題があったので、そこでは部分点が入ったと思います。

 

直前期にあれこれと手をだすと不合格になるという典型例と言われていましたが、私の場合はどう考えてもそのまま試験に臨んでも合格はしないと思えたので、戦略としては悪くなかったと思っています。

 

勉強時間の比率

 

約1000時間~1200時間した科目別の比率はざっくり以下です。

 

正確ではなく、感覚的なイメージです。

・行政法 5~600時間

・民法 3~400時間

・憲法 100時間

・商法会社法 80時間

・一般知識 20時間

 

講義・問題に使った時間割合としては以下です。

講義:600時間

択一問題:3~400時間

記述対策:100時間

 

完全な思い込みでアガルート講義動画を徹底的に頭に叩き込めば、法的思考力が養われて、何となく正解到達するようになると考えていました_| ̄|○

 

条文を正解に覚える、判例を理解するということは一切頭になく、全体的に大枠を理解することに注力していました。

 

アガルートの入門総合カリキュラムの講義内容が「全体的に大枠を理解すること」だったからです。

 

結果としては、試験の点数には結びつかない講義動画視聴に600時間を費やすという無駄の勉強をしたことになりました。

 

また令和1年の行政書士試験は行政法が難しかったため、その反動で令和2年の試験では行政法の難易度が下がるはずと予想していました。

 

そのため行政法を19問中15問正解できることを最初に到達するべき目標設定にしましたが、一向に到達できませんでした。結果民法含め他の科目は、ざっくり勉強しただけになり、ボロボロ状態になりました。

 

どのくらいのスピードで回答できたか?

 

普通にやっていると3時間では解けないという状況でした。

 

4時間でやっと全部解き終わるくらいの回答スピードだったと思います。

 

このあたりも全体が仕上がっていないのだから、回答時間のことを考えてもしょうがないだろうと甘く考えていたら、おそろしく時間不足になることに9月~10月で気が付くという状態でした。

 

その状態で本番試験に臨むことになったので、超「瞬殺」で回答することを心がけました。

 

結果2時間20分で終わらすことはできて、時間的には成功でした。

 

その分、正答率が悪くなったと思いますが、正答率が悪いなかで180点超えを目指す試験が行政書士試験であると割り切りました。

 

模試をやるとどうだったか?

 

全部を通して模試を受けるということをしませんでした。

 

試験の直前期(9月ころになって)市販の予想問題集を4冊買って部分的にやっただけでしたが、行政法が10問~13問しかとれなくお先真っ暗になってました。

 

この模試をやる時期が遅かったので、自分の勉強法が間違っていることに気が付くのが遅くなり、致命傷になりました。

 

行政法で10問~13問しか取れない勉強法(正確な条文知識やヒッカケ対策をせずに、フワーと全体をざっくり理解するやり方)に時間を費やしていました。

 

 

合格革命の肢別過去問はどのくらいやったか?

 

どのくらい回したかは、ざっくりで以下です。

 

民法 3周~5周

行政法 5周~10周

憲法 3周~5周

商法・会社法 3周~5周

個人情報 3周~5周

 

正答率は70%~90%だったと思います。

 

私はアガルートのテキストがあるからと、ケチって合格革命のテキストを買いませんでした。これも敗因だったと思います。

 

「肢別過去問題を解く→合格革命ではなくアガルートのテキストで確認する」の流れがとても非効率だったと思います。

 

行政法などは5周を超えてくると、完全に回答を暗記できるレベルになってしまったので、これ以上意味がないと直感で感じストップさせました。

 

☆落ちて当然だったと思える

 

このように冷静にどうだったかを振り返ると、主にそれっぽい勉強は以下2点です。

・アガルートの入門コースに17万払って講義をひたすら聞いた

・総勉強時間が1000~1200時間やった

 

そして勉強時間に関しては自己満足以外なんでもありません。落ちて当然だったと思えます。

 

問題演習が圧倒的に少なく、模試の取り組みも遅く、回答時間も遅すぎ、記述対策に関しても直前しぎます。

 

行政書士試験の本質は以下だと感じます。

・条文、判例を理解ではなく「正確に覚える」こと

・条文、判例を正確に覚えた上で「ヒッカケ問題に対応」できること

・条文、判例を正確に覚えた上で、「問題を瞬殺で答える」こと

この本質を理解することなく、なんとなく全体をまんべんなく勉強して、1000時間以上勉強時間確保すれば合格するっしょ!と考えたことが敗因と思っています。

 

☆結論☆初学者が行政書士試験に合格するためには1500時間~1800時間の勉強時間が必要と思われる

 

私が令和2年の行政書士試験を受験して思ったことは、実際に行政書士試験の難易度とネットで書かれている色々な情報の乖離がありすぎるということです。

 

私は行政書士試験は勉強時間にして1000時間~1200時間すれば、余裕で合格するものだと思っていました。

 

そのため、自分の勉強法を疑うことなく、多少非効率でも勉強量でゴリ押しすれば問題ないだろうと考えていました。

 

が実際は私の体感では初学者が行政書士に合格するための必要勉強時間は1500時間~1800時間です。

 

ゆえに初学者であるならば1日2時間で行政書士試験の合格に必要な時間は確保できると思わない方が良いと思います。

 

1日2時間の1年で600時間~800時間の勉強時間なら合格までに3年かかることを想定しておく方が無難だと思います。

 

※あくまでも令和2年で1000時間~1200時間勉強して不合格になったことより感じたことです。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です