税務調査は基本を知っていれば怖くない!税務調査の内容から対策までのレビュー

税理士を雇わずに税務申告をしていると税務調査が来たら何かしら追徴課税になるではないか?と不安になります。
自分なりに対策はしているものの、机上の空論にすぎず、やっぱりに実際に税務調査を受けた人の経験談をきいておきたいものです。
そんな視点でネットで色々と調べてみても意外に実体験に基づく税務調査に関する記事はほとんどありません。
また、それっぽい記事があったとしても、一般論的なものがほとんど、生々しい体験記事は皆無に等しいです。
そんな中で良い本を見つけました。
個人事業主を専門でやっている現役の税理士さんが書いている本です。
私は自分で申告をしていますが、挫折したらこの税理士さんにお願いしようと検討したことがあります。私は法人だから無理なことに気がつきましたが・・。
2021.2.19現在kindle unlimited対象になっていますので無料体験で読むことも可能です。
本の目次
紹介されていることは以下10項目です。
1.税務調査の基本
2.赤字でも税務調査は来る
3.余計な罰金を払わないために
4.税務調査で実際に聞かれたこと
5.税務調査のチェックポイント
6.税務調査で逮捕される?
7.無申告で税務調査がきたら
8.税務署は融通を利かせてくれる
9.税務署から連絡がきたら
10.結局、税務超対策はどうすればいいか?
税務調査で具体的に何がみられるか?がわかる
1.税務調査の基本
2.赤字でも税務調査は来る
上の項目で、具体的にどんな帳簿・書類などが調べる対象になるかを示してくれています。
例示されているなかで、私の場合だと給料明細が不完全でした。
1人だからいいやと給料明細は作成していませんでしたが、マネーフォワードのクラウド会計で簡単に明細は作れるので作成しておくようにしました。
あとは株主総会議事録は作成して残しているものの、税務署がチェックする書類とは思っていませんでした。
細かい点かもしれませんが、こういうこともあらかじめわかっているのといないのでは現場での慌てようが違うので参考になりました。
実際にどんな質問をされたか?がわかる
上の項目で具体的にどんな質問がされたか?を細かく列挙してくれています。
質問内容は人によると思いますが、ざっくりでもどんなことが聞かれるんだろうなという想像がつくようになるので参考になりました。
質問時間も10時~12時でどういう質問があったかを30分~1時間きざみで教えてくれますので良いです。
どこが指摘されやすいか?がわかる
上の項目では、実際にどんなことが指摘されるのか?を紹介してくれています。
これは大体私の想定どおりでした。
私は決算期に↓を注意しましたが、概ね網羅していました。
まとめ
税理士なしで税務申告をするものにとって、税務調査は不安に思います。
私は下記で書いたように、追徴課税になっても追徴税額は、それまでに払う税理士費用以下になると思っており過度に不安があるわけでありません。
がしかし、いかんせん未知なものと対峙するにはできる限り情報を集めて、とれる対策はしっかりとっておくことが大事だと思います。
そのために参考になる本の紹介でした。