小売店からの仕入れで真贋調査に発展した場合の対応方法の1例

セラーフォーラムにめずらしく有料級と感じるコメントがあったので、時間が過ぎて検索がしにくくなる前に記録しておきます。
2021年3月時点のセラーフォーラムは、ひどく質が低いです。
4~5名の常連さんがどのスレにも登場し、根拠なき思い込んだ意見を正しいことのように書き込んでいるという何とも無益なものになっています。
私は完全スルーして、そういう方を無視していますが、スルー力がない人には大変だと感じます。
常連ではない方から、小売店からの仕入れで真贋調査に発展した場合の対応方法についてコメントがありました。
実体験に基づいて真贋調査をクリアしたものだと推定できます。
こういうコメントは値千金だと思います。
小売店からの仕入れで真贋調査に発展した場合の対応方法の1例
以下が全文です。
ドン・キホーテの仕入れ別に大丈夫ですよ。
Amazonのガイドラインに抵触してなければいいので、
ドンキで仕入れたものでも新品出品OKなものはたくさんあります。
ドンキのシールは、シール剥がし液などで剥がして納品すればOKです。
外箱が破けたらアウトです。あと、ここで、卸からじゃないとダメだとか、知的財産権が、とか真贋が、とか、
言っている人たくさんいますけど、そんなことはないのでご安心ください。
(あと、そういう人たちと議論するつもりもないので、
これを書いたからと言って絡んでこないでくださいね、
あくまで良識ある質問者様へ、誤情報が飛び交ってるので、かわいそうと思い書いてます)まず、Amazonの規約では、販売許可が下りているかどうかは、
メーカーとの問題なので、Amazonはノータッチですと書かれてます
(つまり、販売許可が下りてなくてもAmazonで販売できる、
それを理由にアカバンはされません
※ただ、メーカーが通報してくる可能性はあるので、
二次流通に寛容なメーカーかどうかを見極める必要はあるだけで、
Amazonとの問題ではありません)また、小売り仕入れだと、真贋調査が通らないというのも完全な誤解です。
真贋調査とは、単に、出品している商品が本物か偽物か、証明してくださいということを問われているだけです。
来る理由は、メーカーからの嫌がらせ通報、ランダムピックアップ、AIの判断などです。こちらは、対象商品が本物であることの証明さえできれば通ります。
ただ、ドンキで買いました!ってレシートをAmazonに送ってもなんの証明にもなりません。
Amazonには、その店が正規品の取扱店か、コピー品の取扱店かの区別がつきませんので。つまりドンキがそのメーカーの正規品取扱店であることを調べて併せて報告する必要があります。
メーカーのホームページで取扱店舗にドンキがあれば、そのURLを併せて添付、
そういうのが無ければ、メーカーに問い合わせて、ドンキが正規取り扱い店であることの確認をとって、
そのときのメーカー担当者の名前と電話番号を併せてアカスペへ報告。
(これ以外にも取れる手段はたくさんあります)そして、自分は、レシートとともに、
「このようにドンキは○○メーカーの正規取扱店であるため、
ここから仕入れて出品したので本物です。」と伝えれば証明できます。
上記をちゃんと理解できれば、レシートを送っただけでは真贋調査への回答にはなっておらず、
通りにくいことが分かるかと思います。そして、一時期、レシートをAmazonに送ったのに、真贋調査に通らなかったということが多発したので、
なぜか、”小売店で買ったものを出品するのは規約違反だ”っていう、妄言を吐く人が多発しました。。。真贋調査と規約違反は別問題です。
レシートだけ送っても、本物の証明にならないから、ハネラれていただけで、
しっかりとレシートをもとに”証明”しさえすれば、通ります。
(逆に言えば、証明が難しそうな、怪しい店舗からは買ったら、真贋長が来ると厳しいですが、大手量販店であればまず問題なく証明可能です)ちなみに、メーカーからの嫌がらせで真贋調査がきても問題なしです。
何度も言うように、本物かどうかを聞かれているだけの調査なので、
上記のように本物であるということの証明をするだけです。
(そのメーカーから販売許可が下りているかどうかは別問題です。それはメーカとの問題でAmazonはノータッチです)話を戻しますが、基本的にAmazonでの新品ルールは、個人調達品でなく、メーカー保証があること、外箱にキズがないこと(その他もろもろありますけど)が条件なので、
それさえ守れていれば、小売りで買ったものだろうが新品で出せます。
ただ、認定販売店でないとメーカー保証をしないという、メーカーも一部あるのでその確認だけ必要です。ルンバとかね。以上、誤情報にまどわされないようにしてくださいね。
Amazon歴が10年以上あるとか、ベテラン風ふかす人間いますが、
彼らが、規約に熟知しているかどうかは別問題。
私たちが日常の法律に熟知してなくても生活できるように、
Amazonの規約をすみずみまで知らなくても、商売可能です。また、その人の商売活動とは生涯無縁な規約などもあるにも関わらず、
知らない他分野に適当に口出しする人ほんと多いですからね。出典:セラーフォーラム
このコメントの何が有料級か?
2021.3月時点のセラーフォーラムでは、主にコメントする人は決まった4~5名です。
そして、その4~5名はおそらくすべて業者・卸仕入れで物販をしている人で、せどりをしていない人達です。
せどりに関する投稿がされると、いち早く、その常連さんたちが以下を言ってきます。
・せどりだとアマゾンだと新品で販売できない
・真贋調査になったらまずアウトになるのでやらない方がいい
というコメントを連投して、せどりに対する情報が出にくい雰囲気が作られます。
がこの投稿者は、そういうことを一刀両断してくれています。
小売り仕入れだと、真贋調査が通らないというのも完全な誤解
Amazon歴が10年以上あるとか、ベテラン風ふかす人間いますが、
彼らが、規約に熟知しているかどうかは別問題。
誤情報にまどわされないようにしてくださいね。
それを受けてか?いつもの常連さんたちは一切コメントしてきません。
こういう4名~5名の常連さんたちが作っている質の低いフォーラムの雰囲気をこのスレに関してはぶち壊してくれました。
それだけにかぎらず、対応策も具体的で有料級だと思います。
正規品を取り扱っていることの証明方法は?
以前に以下の記事で正規品を取り扱っていることの証明ができなくて往生した人の記事を書きました。
それに対して解決策を具体的に提示してくれています。
①メーカーのホームページで取扱店舗にその仕入れ先があれば、そのURLを併せて添付
↑ここまでは私の実体験からも理解していました。
それ以外のところから仕入れをしようとは現状では考えていませんが、知識として、そういう先以外の場合は下記方法があることを教えていただいたことになります。
そして、自分は、レシートとともに、「このように仕入れ先は○○メーカーの正規取扱店であるため、ここから仕入れて出品したので本物です。」と伝えれば証明できます。
なるほどと、とても参考になりました。私に真贋調査に対する防御力がさらに高まりました( ̄ー ̄)ニヤリ
自分ですべてを経験するわけにはいかないので、人の事例をみて吸収していきたいと思います。
この方の投稿は自分の体験に基づいて、実際に真贋調査をクリアした現状を伝えていると思えるので有料級と感じた次第です。
他の多くのフォーラムでコメントする人は、自分の勝手な思い込みをもっともらしく事実のように話すだけで百害あって一利なしです。
皆様も気をつけてみた方がよいと思います。
※真贋対策は結局は法的思考力が必要と思われる。
法的思考力というと難しいように思うかもしれませんが、簡単で「求められたもの」を提出するということです。
求められることを、自分の勝手な解釈で変換しないで理解できる力です。
これは法律で条文を読んでそのまま当てはめに行ける力です。自分の都合のいいように変えて解釈を変えるようなことをしていると全く役に立たない法律家になります。
言葉は簡単ですが、法的思考力がない方は感情的に物事を考えて自分のいいように解釈を変える人がたくさんいるので、実際はかなり難易度が高いと思われます。
例えば、請求書を提出してくださいと言われた場合に、請求書ではなくレシートを提出するという行為は法的思考力がありません。
求められているものを提出するのでなく、「自分が出したいもの、出せるもの」を提出しているからです。
それでもレシートを出すというのであれば、「請求書が何のために必要で何を確認しにきているか?」を理解する必要があります。
そしてレシートでは不足する要素も一緒にして提出するということまで思考が行きつくと法的思考力があるということになります。
上での真贋調査に対する対応も正にそんな状況になっているかと思います。
教えてもらわないと無理だよ~という人は真贋調査には対応できにくいので考え方を改める必要があります。
アマゾンが真贋調査はクリアできるように手取り足取り教えてくれるのであれば、脱法行為をする人が全力で押し寄せてくるのが明らかです。
ちょっと考えればわかることだと思います。結局は、自分で解決まで持っていける法的思考力が求められると私は感じます。